公演詳細

主催公演

作:アレッサンドロ・バリッコ/訳:草皆伸子(白水社刊)
海の上のピアニスト
NOVECENTO Un monologo

豪華客船の中で生まれ、生涯一度も船を降りることのなかった
天才ピアニスト・ノヴェチェントの伝説――

映画にもなったアレッサンドロ・バリッコのイタリア文学を、音楽ドラマとして昨年末東京で上演し、大変好評を博した本作。再演を熱望する声に応え、ついに京都公演が決定!
元宝塚歌劇団男役トップスター・北翔海莉と、鍵盤の貴公子として話題のピアニスト・大井健の2人が融合してピアニスト役を演じ、舞台オリジナルの珠玉の楽曲を生み出した中村匡宏が親友トランペッター役を務める新たなバージョンで、お届けする音楽ドラマに、ご期待下さい。
公演情報
11月2日(土)12:00/16:00(2回公演)

 
会場:春秋座


大西洋を往復する豪華客船ヴァージニアン号――。その一等船客用のダンスホールのピアノの上に、レモン箱に入れられた、生まれて間もない赤ん坊が捨て置かれているのを、黒人機関士のダニー・ブードマンが見つけた。ダニーは、その赤ん坊に自身の名前、箱に書かれていた文字、そして1900年という新世紀最初の出来事にちなんで、「ダニー・ブードマン・T・D・レモン・ノヴェチェント」という立派な名前をつけて、わが子のように大切に船の中で育てる。やがてノヴェチェントは、この船の専属楽団のピアニストとなった。しかし船で生まれた彼は、ただの一度も陸地を踏んだことがなかったのだ。だが彼が弾くピアノは前代未聞の音楽――それはいまだかつてこの世に存在せず、彼がピアノの前から離れた瞬間にはもう存在していない音楽だった。評判を呼び、全米一のジャズピアニストが決闘を挑み船に乗り込んで来たが、ノヴェチェントは完膚なきまでにうちのめしてしまう。そんな彼の天才ぶりがユーモラスに描かれる物語の前半から、この天才ピアニストにも解決できない人生の課題すなわち、どうしても船を降りることができない、という物語の後半へと続いていく。ようやく陸地に降り立つ決心をしたノヴェチェントだったが、ニューヨークの果てしない街並みを目にして、世界のあまりの大きさに恐れをなして船に逆戻りしてしまう…。

「道一つとったって、あんなにたくさんある。君たち陸の人間は、どうやって自分の進むべき正しい道を見分けられるんだい?」

私たちは世界の大きさに敢然と立ち向かう勇者なのか? それとも世界の大きさに気づきもしない愚者なのか? ノヴェチェントという人物を通して、つきつけられるこの問いは、とりもなおさず私たちの永遠のテーマともいえる。

【出演】北翔海莉、大井健(鍵盤男子)、中村匡宏(鍵盤男子)
【翻訳】 草皆伸子
【上演台本・演出】星田良子
【作曲・音楽監督】中村匡宏
【美術】 齋藤浩樹・加藤藍子 【照明】 阿部典夫 【音響】 秦 大介 【ヘアメイク】 風間裕子 【舞台監督】 助川順子
【制作】 佐野仁志 【プロデューサー】岡本多鶴

 
チケット情報
全席指定
【チケット発売】
京都芸術劇場友の会先行発売 8月27日(火)10時
一般発売    8月28日(水)10時
※友の会先行発売は8月19日(月)までのご入会でご利用いただけます。ご入会はこちら

一般 8500
京都芸術劇場友の会 7500
学生&ユース席  3500円(座席範囲指定あり)
※未就学児童の入場はご遠慮下さい。




その他プレイガイド

託児サービス(要事前予約)
対象:生後6ヶ月以上7歳未満
料金:お子様1名に付き1500円
申し込み:8月28日(水)〜10月25日(金)17:00まで
予約・お問合せ:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター(平日10~17時)TEL 075-791-9207