公演詳細

主催公演

演出:シャンカル・ヴェンカテーシュワラン
『インディアン・ロープ・トリック』(演劇作品/世界初演)

共同幻想は人をどこに連れて行くのだろうか

シャンカル・ヴェンカテーシュワランは、社会の制度が個の身体に深く作用し、それぞれの生きる姿勢、あり方を決定づける事に深く注意を払い続けている演出家である。過去、京都芸術劇場 春秋座で上演された『水の駅』(2016年)、studio21で上演された『犯罪部族法』(2019年)の2作品いずれもが、そうした彼の思想が作品を支えていた。
本新作では、古くより人々の幻想を掻き立てた「インディアン・ロープ・トリック」という魔術をめぐる物語がメタファー(たとえ)となる。多数の民族あるいは階層が存在する世界にあって、多数派は自らの支配のために物語、神話を作り出す。そこでは、時にただ一つの物語が真実として人々に語られ、それが繰り返されることで、それこそが「真実」となってゆく。
この出発点から、シャンカルは私達が生きる現在をどのように透かし見せてくれるだろうか。

 

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公演情報
2020年2月22日(土)・23日(日・祝)
両日14時開演
*各回開演30分前ロビー開場、10分前より整理番号入場

 
会場:京都芸術劇場 春秋座 特設客席
 
「インディアン・ロープ・トリック」とは・・・
奇術師は弟子の少年を連れて人々の集まる広場に現れる。
奇術師が魔法をかける行為をすると、ロープは空高く登って行く。
少年はロープを登って行き姿が見えなくなるが、いつまでたっても戻ってこない。
奇術師もロープを登って行き姿が見えなくなる。
突然、少年の悲鳴が聞こえ少年のバラバラになった体が空から降って来る。
奇術師がロープを降りて来てバラバラになった少年の体に魔法をかけると、少年は元通り復活する。この魔術については14世紀のモロッコ人による旅行記を始め、幾つかの文献に記載されており、19世紀には多くの西欧のマジシャンがこのトリックに挑み、インドのマジシャンもそれに追従する形でおこなうようになった。
なお、この物語には様々なバリエーションが存在する。

シャンカル・ヴェンカテーシュワラン Sankar VENKATESWARAN 
1979年生まれ。インド・ケーララ州出身の演出家。2007年、劇団シアター・ルーツ&ウィングスを旗揚げ。2015年より2年間、ケーララ州国際演劇祭の芸術監督を務める。2016年より2シーズンに渡り、ドイツの公立劇場ミュンヘン・フォルクスシアターのレパートリー作品の演出を務める。2016年、太田省吾作『水の駅』を春秋座で発表。2019年1月に『犯罪部族法』をstudio21にて上演した。(写真:Gabriela Neeb)



コンセプト・演出:シャンカル・ヴェンカテーシュワラン
出演:チャンドラ・ニーナサム、アニルドゥ・ナーヤル、サンジュクタ・ワーグ
音楽:スニール・クマール・PK
舞台美術:ジャン=ギ・ルカ
プロデューサー:鶴留聡子
舞台監督:大田和司 照明:葛西健一 音響:奥村朋代

主催:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター
製作:シャンカル・ヴェンカテーシュワラン、京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター、シアターコモンズ(東京)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会


 
チケット情報
整理番号付自由席
友の会先行発売 2019年12月10日(火)
*12月2日(月)までのご入会でご利用いただけます
一般発売    2019年12月11日(水)



一般        3800円
京都芸術劇場友の会 3500円
学生&ユース    2500円

 
託児サービス(要事前予約)
2月23日(日・祝)公演は託児サービスをご利用いただけます。

対象:生後6ヶ月以上7歳未満
料金:お子様1名につき1500円
申込期間:2月14日(金)17時まで
予約・お問い合わせ:京都造形芸術大学舞台芸術研究センター TEL:075-791-9437(平日10-17時)

 
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