公演詳細

主催公演

「京舞と狂言」vol.2

京都の地で伝承され、独自の文化を育んでいる「狂言」と「京舞」。異種芸能でありながら両者が共通に持っているテーマを取り上げ、比較上演する三年連続企画の第二弾。
今年は「メルヘン」をテーマに、レパートリー演目のほか、初の試みとなる京舞・狂言合作による新作も披露します。

主催:京都芸術大学 舞台芸術研究センター
企画:田口章子(京都芸術大学教授)
公演情報
2020年7月19日(日)14:00

 

 
会場:春秋座
 

【京舞】
上方唄『浦島』(うらしま)
おとぎばなしの「浦島太郎」を舞台化した作品。歌詞の冒頭部分〽龍の都の出汐の...のとおり龍宮城をでて乙姫に別れを告げて、故郷への路をたどるところから始まり、乙姫との楽しかった日々を回想、そして玉手箱を開けてからの嘆きと続きます。上方唄の「浦島」の起源は諸説あります。井上流では二世八千代の振付と伝えられています。

出演:井上安寿子

【狂言】
『神鳴』(かみなり)
気分良く雷鳴を轟かせていた神鳴(雷)さまがうっかり雲を踏み外して空から真っ逆さまに落ちてきます。そこに旅の途中の医師(狂言ではクスシと読む)が居合わせ、鳴神は腰を打って痛くて動けず、治すよう医師に強引に頼みます。医師の荒い針治療によって治った鳴神はそのまま天界に昇ろうとすると・・・狂言の解釈ならではのおめでたい演目をお楽しみください。

出演:神鳴 茂山忠三郎、医者 山口耕道、後見 山本善之

【京舞+狂言】
新作『たぬき』
狂言『狸腹皷』(たぬきのはらつづみ)と地唄『たぬき』をベースにした、京舞と狂言による初の合作。
東山の麓にすむ猟師が、狸にだまされた大内山の猟師に自慢するため、狸を射止めに夜の瓜生山に入ったところ、尼に化けた雌狸に出くわす。猟師はすぐにその正体を見破り、射貫こうとするや狸に命乞いをされる。狐より<化かし上手>であることを狸が証明できたら助けてやると言ったところ・・・

作:茂山忠三郎
作詞:井上安寿子
出演:茂山忠三郎、井上安寿子、山本善之




井上安寿子(いのうえやすこ)
京舞井上流五世家元井上八千代の長女として京都に生まれる。平成3年、四世及び五世井上八千代に師事。平成4年「四世井上八千代米寿の会」にて初舞台(上方唄「七福神」)。平成18年井上流名取となる。平成23年京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)卒業。平成25年井上安寿子主催の京舞公演 〈葉々(ようよう)〉の会を発足。第50回なにわ芸術祭新進舞踊家競演会において新人賞受賞。平成27年より学校法人八坂女紅場学園の舞踊科教師に就任。平成27年度京都市芸術新人賞、平成28年伝統文化ポーラ賞奨励賞、平成30年東京新聞第1回日本舞踊新鋭賞・文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

茂山忠三郎(しげやまちゅうざぶろう)
昭和57年京都に生まれる。能楽師 大蔵流狂言方。茂山忠三郎家、四世忠三郎の長男。父に師事。
四歳にて「伊呂波」のシテで初舞台を踏む。その後「釣狐」、「三番三」、「花子」など秘曲、重曲を異例の若さで上演。海外への芸術文化交流にも力を入れアメリカやヨーロッパなど海外公演も多数。平成17年京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)卒業。平成21年度文化庁文化交流使。能楽協会京都支部所属、京都能楽会会員。京都芸術大学非常勤講師。《忠三郎狂言会》代表、猿楽曾主宰。平成29年、五世茂山忠三郎襲名。平成25年文化庁芸術祭賞新人賞、平成28年京都府文化賞奨励賞、平成30年度京都市芸術新人賞受賞。

 
チケット情報
全席指定
友の会先行発売 2020年4月21日(火)
一般発売    2020年4月22日(水)
※友の会先行発売は4月13日(月)までの入会でご利用いただけます。ご入会はこちら

一般     4000円
友の会    3500円
学生&ユース  2500円
※3歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください



その他プレイガイド
託児サービス(要事前予約)
対象:生後6か月以上7歳未満
料金:お子様1名につき1500円
申込期間:4月21日(火)~7月10日(金)17時まで
予約・お問合せ先:京都芸術大学 舞台芸術研究センター TEL 075-791-9437