京都芸術劇場とは

京都芸術劇場(春秋座・studio21)は、2001年に京都造形芸術大学内に開設された、わが国の高等教育機関でははじめて実現した大学運営による本格的な劇場です。
古典芸能を新世紀へと受け継ぐことはもとより、新たな創作活動を通じてさらなる表現の可能性を追求する実験と冒険の場でもあります。
舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信します。

所在地
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都造形芸術大学内
芸術監督
市川猿之助 (2013年5月1日着任)

施設紹介

京都芸術劇場は、主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場=春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場=studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術(=performing arts)を幅広くカバーできる施設を誇っています。

春秋座

大劇場「春秋座」は、観客席・舞台ともに本格的な歌舞伎スタイルを基本としながら、現代劇などの上演にも対応できる設計が特徴です。歌舞伎のための花道、廻り舞台、鳥屋などを設置する一方で、オペラなどのためのオーケストラピットを設け、各種の舞台表現にも活用できる工夫を凝らしています。

台間口
奥行き
プロセニアム間口18m≒約10間(仮設大臣使用時8間)、
プロセニアム高さ約6m30cm(21尺)~約7m60cm(24尺)。
舞台奥行き約17m。スノコ高さ約16m。
客席数 1階531席(花道撤収時648席、オーケストラピット使用時546席)、
2階204席、立ち見席合計で950席~833席。
車椅子観覧スペースとして5区画。
主な附帯設備 廻り盆(直径45尺)、大セリ(6間×7尺)、小セリ(2間×4尺)2台。
仮設花道(スッポンセリ6尺×3尺を附設)、仮設鳥屋、宙乗り設備。
バトン63本は手引きのみ(積載300kg)。
照明・音響は各々調整室あるいは客席内仮設卓にて集中制御が可能。
楽屋2室(20名+40名)。
倉庫(兼荷とき場)10m×20m×5m、搬入口3m80cm×4m60cm。

劇場風景


舞台から客席

2階席から舞台

花道

側面

studio21

小劇場<studio21>は、現代演劇やダンス、パフォーマンスなど、さまざまな舞台芸術のための実験空間です。移動可能な照明設備や音響装置を備え、天井グリッドには機材や美術装置を自在に吊ることができます。客席用ひな壇は組替式で、スペースの縦使いや横使いも自由です。

空間 幅 約10m40cm(≒5間4尺余リ)
奥行 約27m50cm(≒15間余リ)
高 約5m45cm(≒3間)
客席 客席用ひな壇(幅4間×奥行5間、ケコミ25cm、
10段≒スタッキング椅子使用で100席程度)、
客席用スタッキング椅子・座布団あり。
主な附帯設備・機材 舞台(幕類、平台・馬足・箱馬、ダンス用リノリウムなど)、
音響(調整卓・アンプ、デッキ類、マイク・スピーカ類)、
照明(調整卓、ディマー、機材類)、他。
舞台袖・裏、専用楽屋はありません。
ロビー・ホワイエにあたるスペースはありません。
スタジオ入口エリアを受付スペースに転用します。

※studio21は、一般の方への貸出しを行っておりません。
詳しくは舞台芸術研究センター宛にお問合せください。

平面図・断面図

客席合計数 201席
パイプ椅子 81席
雛壇席 120席

使用例


学生の発表公演『bardo』ジョン・ジェスラン クラス

学生の発表公演『ダンス一III』砂連尾理+寺田みさこクラス

学生の発表公演『雲母坂』松田正隆クラス

学生の授業風景『歌舞伎演習II』市川猿之助クラス