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京都芸術大学 2022年度 公開連続講座 日本芸能史「ジャポニスムと芸能・芸道」

 ジャポニスムは十九世紀中ごろから二十世紀初めにかけて欧米で流行した日本趣味をいうフランス語で、英語ではジャポニズムという。中心はフランスであったが、ヨーロッパ全土、アメリカなどにも波及してブームとなった。一八六七年のパリ万博前後に日本から運ばれて展示された文物が一つのきっかけであった。
 異文化接触は二つの文化が同質性よりも異質性を持つときにはるかに効果をあげることを示してくれるのがジャポニスムであった。しかし、神と人の同居する日本文化を人中心の欧米文化が理解することは至難であったことを示すのも、ジャポニスムや川上音二郎・筒井徳二郎らの欧米公演であった。この事実は、日本が近代以降、海外文化の摂取に狂奔してきたことに深刻な反省を求めてもいる。
 いま、私たちには、日本の芸能と芸道を一つにした新しいジャポニスムを創造し、世界に示す責務がある。
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企画・コーディネーター 田口章子(京都芸術大学教授)
 

講師・テーマ変更のお知らせ
都合により5月30日の講師およびテーマを佐伯啓思先生(テーマ:思想)に変更いたします。
直前の変更となりましたこと、お詫び申し上げます。


前期日程

14月18日総論 ジャポニズム諏訪春雄
24月25日琵琶奥村旭翠
35月9日淡路人形淡路人形座
45月16日雅楽東儀秀樹
55月23日日本舞踊藤間勘十郎
65月30日思想佐伯啓思 ※予定より変更しました
76月6日現代美術田名網敬一(聞き手 佐藤博一)
86月13日芸能史の近代諏訪春雄
96月20日上方舞山村友五郎(聞き手 田口章子)
106月27日陶芸沈壽官
117月4日日本画山本太郎
127月11日宝生和英
137月18日壬生大念佛狂言壬生大念佛講
147月25日歌舞伎田口章子

後期日程

19月26日総論 明治の光と影諏訪春雄
210月3日茶道千宗左
310月10日現代美術束芋(聞き手 佐藤博一)
410月17日華道池坊専好
510月24日宝塚榛名由梨(聞き手 玉岡かおる)
610月31日琉球芸能嘉数道彦
711月7日木ノ下歌舞伎木ノ下裕一
811月14日落語桂吉坊
911月21日料理森川裕之
1011月28日アニメ諏訪春雄
1112月5日常磐津常磐津都㐂蔵・常磐津都史
1212月12日天野文雄
1312月19日京舞井上八千代(聞き手 田口章子)
141月16日狂言茂山忠三郎

 

受講生の声

小橋弘之さん (元・日本経済新聞社記者) 
人間国宝の裏話なども聞けるのが魅力だと思います            
最初は仕事で知ったのですが、人間国宝の方や新進気鋭の演者の実演やお話が聞けるということに魅力を感じて受講することにしました。      
仕事柄、人間国宝の方にお話しを伺う機会はありましたが…… もっと見る

 

斉藤綾子さん (ダンサー) 
本を読むよりここでお話を聞く方が、ずっと気が付くことが多いですね。
木ノ下裕一さん(木ノ下歌舞伎主宰・本学卒業生)が「学生時代にこんな講座があったんだよ」とおっしゃっていて、てっきり…… もっと見る

 

受講に関してのお願い
一旦納入いただいた受講料は返還いたしかねますので、予めご了承ください。
当講座は日時を指定した特別講義によるオムニバス授業につき、台風や交通機関の不通等によりやむを得ず休講になった場合、補講はできない場合があります。またその際の休講分の受講料は返還いたしかねますので、予めご了承ください。
天候による休講や、講師の変更が生じる際は、京都芸術劇場ホームページにてお知らせいたします。
講義開催の有無が不明な場合は、京都芸術劇場チケットセンター(TEL075-791-8240)または舞台芸術研究センター(TEL075-791-9437)へお問い合せ下さい。

天災による休講措置について
◎京都・亀岡地区内の京都市に「暴風警報」、「暴風雪警報」、「特別警報」のいずれか
◎京都市の左京区北白川学区に「避難準備・高齢者等避難開始」、「避難勧告」、「避難指示」のいずれか 
が開講当日の正午の時点で、発令中、または正午以降に発令された場合、または
◎京都市左京区に震度4以上の地震が、当日発生した場合、
当日の講座は休講いたします。

 

公開連続講座 日本芸能史

「日本芸能史」は、京都芸術大学教授の田口章子(歌舞伎研究)がコーディネートを務める、
2002年度より毎年開催している人気公開連続講座です。年度ごとに設定したテーマをもとに、芸能の第一線で活躍される方々や研究者を講師にお招きし、ときに実演を交えてお話しいただいています。

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