令和5年度京都府文化芸術体験機会創出事業
京都芸術大学舞台芸術研究センター主催
「春秋座—能と狂言」高校生以下無料ご招待
京都芸術劇場 春秋座で2024年2月3日(土)に開催する「春秋座—能と狂言」につき、高校生以下の皆様を無料ご招待いたします。日本を代表する伝統芸能である能と狂言。その世界の第一線で活躍する出演者たちによる舞台です。ぜひ劇場で鑑賞してみませんか。
能と狂言は、中国大陸から伝わった散楽(さんがく)が日本で猿楽(さるがく)として発展し、約700年前には現在のような形になったと考えられています。能は、和歌や物語、そして歴史的な出来事などを題材にした作品が多く、謡(うたい)と呼ばれるセリフと、舞を中心にした所作(しょさ)が組み合わさった歌舞劇です。シテ(主人公)やワキが演じる登場人物のほか、鼓や笛による囃子、地謡(じうたい/合唱団)による物語の進行も重要な要素です。狂言は、市井の日常生活がユーモラスに描かれる、セリフを中心とした劇ですが、能と同様、歌舞的な要素も少なくありません。
どちらも舞台はシンプルで、演者のパフォーマンスだけで物語の世界が立ち上げられます。現在では、松が描かれた背景や四方を柱で囲んだ舞台が設置された能楽堂で上演されることが一般的ですが、春秋座のような劇場や野外でも上演されます。
演目
能『卒都婆小町』
歌人で絶世の美女として知られる小野小町の老いたその後。卒塔婆(供養塔)にこしかける小町を説経する僧と僧をやりこめる小町との問答、終盤には若き日の小町への恋が叶わずに亡くなった深草の少将の怨念が小町に憑き祟ります。
出演:観世銕之丞、片山九郎右衛門、宝生常三、大倉源次郎(人間国宝)他
狂言『隠狸』
太郎冠者は狸釣りの名人。この日も前日に釣った狸を主人に内緒で市で売ろうとすると…。
出演:野村万作(人間国宝)、野村萬斎
※上演前にプレトークがあります。
※公演当日は、口語訳付きの能のテキストも用意されます。
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2階客席エリア限定(100席限定/お席は選べません)
対象者:小学校1年生~高校生の方 *未就学児入場不可
※対象者以外の同伴者も、同エリアのチケットを特別料金1000円にてご購入いただけます。(お申込み1件につき高校生以下2名、同伴者1名までお申込いただけます)
【受付期間】
2023年11月15日(水)10:00~2024年1月15日(月)17:00
※定員に達し次第締め切ります。
【申込方法】
下記のフォームよりお申込下さい
https://pro.form-mailer.jp/lp/4725f640299924
■無料ご招待対象者のみのお申込み
ご入力いただいたご住所へ、招待チケットをお送りいたします。ご入場の際はチケットとあわせて、年齢の確認できる証明書または学生証をご提⽰ください。
■対象者以外の同伴者を含めたお申込み
事前にご入金をお願いします。ご入力いただいたご住所へ、郵便局の払込取扱票をお送りいたしますので、到着後1週間以内に、郵便局よりご入金ください(振込手数料はご負担ください)。入金確認が出来次第、お申込みいただいたチケットをまとめて郵送いたします。高校生以下の方のご入場の際は、チケットとあわせて、年齢の確認できる証明書または学生証をご提⽰ください。
※お申し込み後の変更・キャンセルはお受け出来ません。
※同伴者のみの入場はご遠慮ください。