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京都芸術大学・社会実装プロジェクト 松尾スズキ リアルワークプロジェクト 公開授業

演劇の“舞台裏”をのぞいてみませんか?

京都芸術大学では社会実装授業として作家・演出家・俳優・大人計画主宰・シアターコクーン芸術監督である松尾スズキ教授が学科を越え全学から学生を選抜し、舞台芸術作品を考察する「松尾スズキ・リアルワークプロジェクト」を実施しています。
2023年度は「命、ギガ長スzzz」、2024年度は「ない」と、これまで2年間にわたって学生たちとともに創作・上演を行ってきました。
3年目となる今年は、京都とも縁のある作品「悪霊~下女の恋~」を題材に、作品の読み解きから稽古、ワークショップまで、演劇ができあがっていく過程そのものを“授業”として展開しています。
このたび、その最終日の授業の一部を公開し京都市民の皆さん50名をご招待いたします。
普段はなかなか立ち会うことのできない、演劇が生まれる瞬間。学生たちが第一線の現場に身を置きながら、試行錯誤を重ねてつくりあげていく創作のプロセスを、どうぞご一緒に体験してください。
地域のみなさまと、演劇の楽しさや奥深さを分かち合えるひとときを。
ぜひ、お気軽にお越しください。

 

「命、ギガ長スzzz」(2023年度) 作・演出:松尾スズキ        「ない」(2024年度)  作・演出:松尾スズキ

 

 

松尾スズキ
作家、演出家、俳優。1988年大人計画を旗揚げ。
97年「ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~」で第41回岸田國士戯曲賞受賞。08年映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。小説「クワイエットルームにようこそ」「老人賭博」「もう『はい』としか言えない」は芥川賞候補に、主演したテレビドラマ「ちかえもん」は第71回文化庁芸術祭優秀賞ほか受賞。19年には正式部員は自身一人という「東京成人演劇部」を立ち上げ、「命、ギガ長ス」を上演、同作で第71回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。20年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督、23年より京都芸術大学舞台芸術研究センター教授に就任。2024年からコクーン アクターズ スタジオの主任を務める。