大学開学30周年記念・劇場20周年記念事業 「猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界」第六回フォーラム<演出>
三代目市川猿之助(二代目猿翁)さんから京都芸術大学に寄贈いただいた貴重な歌舞伎関係資料をもとに、三代目猿之助の軌跡をたどるフォーラムの6回目。
今回は<演出>をテーマに三代目猿之助とゆかりのあるお二人をゲストに迎えてお話いただきます。
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第一部 「忠臣蔵」も新しい演出で 石川耕士(脚本家、演出家)
第二部 歌舞伎の名作を新しい演出で挑む 藤間勘十郎(宗家藤間流八世宗家)
演出家としての猿之助
「最終的には歌舞伎の演出家になりたい」
これは三代目市川猿之助(二代目猿翁)が45歳の時(1984年)、「大きな夢」として語ったものである。
猿之助が演出家を名乗ったのは、自主公演第一回「春秋会」(1966年)の『太平記忠臣講釈』で、歌舞伎史上初めてのことであった。
江戸時代以来、歌舞伎の世界には演出家は存在しなかった。役者が自身の演技の演出家であり、演出家の目をそなえた役者が個々の演技を固めてゆき、その集成として全体の芝居が創り上げられたからである。
猿之助は「役者イコール演出家」として、古狂言の復活通し上演、古典の新演出、新作の創造を三本柱に伝統演劇の可能性を探っていった。その集大成が「三代猿之助四十八撰」である。
「己の力で己の思うような芝居の世界を創ろう」として演出家を名乗った猿之助。今回は、演出家としての猿之助に焦点をあてて、猿之助歌舞伎の魅力をひも解く。我々を虜にした猿之助歌舞伎の世界の秘密を垣間見ることができるに違いない。
田口章子(企画/京都芸術大学教授)
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映像担当:京都芸術大学広報課、有限会社レトロエンタープライズ、倉田修次
協力:松竹株式会社、公益社団法人日本俳優協会、株式会社キノシ・オフィス
主催:京都芸術大学舞台芸術研究センター
お申込み方法
定員に達したため、申込受付を終了いたします。 たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
下記をご参照いただき必要事項を全てご記入の上、往復はがきにてお申し込みください。
※先着順・定員350名
※2021年8月2日(月)受付開始(定員に達し次第締め切ります)
[結果通知]
返信ハガキを順次お送りいたします。座席番号をご確認ください。
〈往信表面〉
〒606-8271京都市左京区北白川瓜生山2-116
京都芸術大学舞台芸術研究センター「猿翁アーカイブ・フォーラム」係宛
〈往信裏面〉
①代表者ご氏名(劇場友の会の方は会員番号もご記入ください)
②ご住所(郵便番号含む)
③お電話番号(日中の連絡が可能なもの)
④ご同伴者有の場合:ご同伴者氏名(1名様まで)
*車椅子をご利用のお客様、足の不自由なお客様はその旨お書き下さい。
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〈返信表面〉
代表者のご住所、ご氏名をご記入ください。
〈返信裏面〉
白紙
[返信]
受付完了後、随時ご返信いたします。返信ハガキが入場証となり、入場時にご提示いただきますので、必ずご持参ください。返信ハガキをお持ちでない場合、入場をお断りする事がございます。予めご了承くださいませ。