高校演劇コンクール近畿大会優秀校
第24回「春秋座」招待公演 演じる高校生
春秋座のこけら落とし以来、毎年開催し今年度で24回目を迎える「演じる高校生」。
高校演劇コンクール近畿大会の優秀校2校を春秋座の本格的な舞台に招待し、作品を上演する企画公演です。
主催|近畿高等学校演劇協議会、京都芸術大学 舞台芸術研究センター
後援|京都市教育委員会、京都新聞
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最優秀賞
神戸常盤女子高等学校(兵庫)
『キャベツはどうした?』
就職を希望する女子高生の心の成長を描いた物語。舞台は兵庫県神戸市の某女子高。夏休み、小さな会議室に集められた就職希望者3人。口を開くと喋りが止まらない「口から生まれてきた女」トモエ、いつもクールな「笑わない女」アスカ、夢を抱えながらもその気持ちを表にだすことができない「自信ない女」ユーカ。3人それぞれが悩みや問題を抱えながら、自分のアタリマエと世間のアタリマエについて考える。
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優秀賞
精華高等学校(大阪)
『―椿姫― 大阪、ミナミの高校生2』
大阪には、「ミナミ」と「南」がある。
「ミナミ」は都会で、「南」は田舎だ。
わたしたちは「南」に住んでいる。
わたしらの学校は「南」にある。
ウチらは「みなみのこうこうせい」だ。
舞台は高校の生活指導室。
高校2年生のマリーは、担任から反省文を書き直すよう言われる。
マリーの反省文は書き方からメチャクチャで、
中身も「ごめんなさい」をくりかえしているだけ。
先生はあきれながらも、
原稿用紙の使い方と、反省文の書き方をマリーに教えていく・・・。
発声法や演技をプロから学ぼう!
「演じる高校生」のための 演技ワークショップ
日程| 2025年2月2日(日)10:45~12:45(予定)
講師|平井愛子(京都芸術大学 舞台芸術学科教授/演技トレーナー)
講師|山口浩章(京都芸術大学舞台芸術学科准教授/演出家)
講師|※都合により講師が変更となりました。
会場| 京都芸術大学内
料金| 無料(「演じる高校生」チケットをご購入のうえ、事前にお申し込みください)
平井愛子(京都芸術大学 舞台芸術学科教授/演技トレーナー)
文学座付属研究所を経て1988年渡米。ニューヨーク大学演劇学科卒業後、オフ・ブロードウェイやリジョナル・シアターで俳優、演出家として活動する傍ら、日米交流を目的とした舞台芸術を企画制作するStage Media Inc.を設立。また大学卒業後もメソッド演技指導の第一人者、トニー・グレコ氏に継続的に師事。メソッド演技指導法を習得する。03年帰国後は、東京都足立区・シアター1010の劇場立ち上げからプロデューサーとして参加。07年4月より京都芸術大学・舞台芸術学科で主に演技を指導。2015年度より舞台芸術学科長。
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山口浩章(京都芸術大学 舞台芸術学科准教授/演出家/劇団このしたやみ代表)
立命館大学在学中に学生劇団で演劇を始める。2005年より演出家としての活動を専門にし、2007年『このしたやみ』を結成。2009年より大阪大学大学院にて演劇学を専攻、2010年修士号を取得。2011年の利賀演劇人コンクールにて優秀賞を受賞。
2013年よりロシア、サンクトペテルブルク国立舞台芸術アカデミーのマギーストラトゥーラの一期生として留学、2015年学位を取得し帰国。