組踊上演300周年記念事業 琉球舞踊と組踊 春秋座特別公演 組踊『孝行の巻』
琉球舞踊と組踊の二部構成で、琉球王朝時代の古典芸能をお楽しみいただきます。
「組踊」とは、琉球王の代替わりの際に訪れる中国からの使者・冊封使をもてなすために琉球王朝で創作された、音楽・台詞・演技からなる式楽です。2019年は組踊の祖・玉城朝薫(たまぐすく・ちょうくん)により組踊が上演されて300周年を迎えます。その記念の年にあたり、”朝薫五番”とよばれ現在でも上演される朝薫作の組踊のうち『孝行の巻』を豪華出演陣でお届けします。
主催:京都造形芸術大学舞台芸術研究センター、公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団
出演
宮城能鳳(立方/人間国宝)
西江喜春(歌・三線/人間国宝)
比嘉聰(太鼓/人間国宝)
他
司会・解説
嘉数道彦(国立劇場おきなわ芸術監督)
◆女踊「四つ竹」(よつだけ)
◆◆◆踊り手:佐辺 良和 金城 真次 玉城 匠
◆二才踊「前の浜」(めーぬはま)
◆◆◆踊り手:川満 香多 天願 雄一
◆女踊「天川」(あまかー)
◆◆◆踊り手:宮城 能鳳
◆古典音楽独唱
◆◆◆歌三線 西江 喜春
◆雑踊「鳩間節」(はとまぶし)
◆◆◆踊り手 新垣 悟 田口 博章 佐喜眞 一輝
第二部 組踊「孝行の巻」
◆立方指導:宮城 能鳳 地謡指導:西江 喜春
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【配役】
◆◆◆頭取 : 眞境名 正憲
◆◆◆おめなり : 佐辺 良和
◆◆◆おめけり : 金城 真次
◆◆◆母 : 宮城 能鳳
◆◆◆時の大屋子 : 金城 清一
◆◆◆供 : 新垣 悟 田口 博章 玉城 匠 佐喜眞 一輝
◆◆◆大蛇操作 : 川満 香多 天願 雄一
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【地謡】
◆◆◆◆◆◆歌三線:西江 喜春 花城 英樹
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆玉城 和樹 神谷 大輔
◆◆◆◆◆◆◆◆箏:宮里 秀明 笛:横目 大哉
◆◆◆◆◆◆◆胡弓:平良 大 太鼓:比嘉 聰
公開レクチャー
2019年1月21日(月)13:00~ 京都芸術劇場 春秋座
「生贄」をテーマに能・歌舞伎・組踊を比較します。
※入場無料・要事前申込
講師:嘉数道彦(国立劇場おきなわ芸術監督)
◆◆◆天野文雄(京都造形芸術大学舞台芸術研究センター所長/能楽研究)
◆◆◆田口章子(京都造形芸術大学教授/歌舞伎研究)
申し込み先:京都芸術劇場チケットセンターTEL:075-791-8240(平日10時~17:00)
組踊ワークショップ
2019年1月21日(月)16:00~ 京都造形芸術大学内 楽屋
「組踊」とは、音楽・せりふ・所作で構成された歌舞劇です。体験を通してさらなる魅力を発見しましょう。
※入場無料・要事前申込/定員40名
運営事務局・申込先:近畿日本ツーリスト沖縄 TEL:098-866-1555(平日9:30~17:30、土日祝日休み)
関連展示
2/23(土)「琉球舞踊と組踊 春秋座特別公演」では、公演当日、春秋座ロビーにて、
紅型(びんがた)衣装や、「組踊」の紹介パネルを展示いたします。
紅型は沖縄が誇る伝統工芸で、独自の染色技法で染め上げられたもの。
琉球舞踊・組踊では、衣装として着用されていますが、大変貴重な文化財でもあります。
2019年に上演300周年をむかえる、琉球王朝がはぐくんだ芸能「組踊」について
よりよく知っていただき、色鮮やかな紅型を間近でご覧いただける機会です。
ぜひ展示もお楽しみに。