1. HOME
  2. 公演情報
  3. 木ノ下裕一の伝統文化論

2026年度 京都芸術大学 舞台芸術研究センター 公開講座 木ノ下裕一の伝統文化論 ~歌舞伎をつくりだす技~

講 師| 木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰 / まつもと市民芸術館 芸術監督団団長)
聞き手| 田口章子(京都芸術大学名誉教授)

歌舞伎の名作は、生まれた時から現代まで、自動的にずっと名作でありつづけたわけではありません。初演でどんなに評判をとっても、そのあと埋もれた作品もあり、また、その逆もしかりです。
つまり、〝誰かが〟常に演目を再発見し、メンテナンスし、時に大改造してきたからこそ「名作」になり得たのです。
本講座では、名作たらしめている〝誰か〟の技術の数々を見ていきます。 歌舞伎にかぎらず、様々なジャンルに通底する、ちょっとした「創作論」になるといいなと思っています。                         

(木ノ下裕一)

_

プログラム
全7回 水曜日
第一回(9月30日) あわせる 『一谷嫩軍記(熊谷陣屋)』を中心に
第二回(10月7日) もどす 『夏祭浪花鑑』を中心に
第三回(10月14日) やりなおす 『けいせい仏の原』を中心に
第四回(10月21日) みがく 『義経千本桜(四の切)』を中心に
第五回(10月28日) けずる 『盟三五大切』を中心に
第六回(11月4日) ほりおこす 猿之助歌舞伎を中心に
第七回(11月11日) まとめ 〝つくる〟ということについて

 

_
プロフィール

講師|
木ノ下裕一

木ノ下歌舞伎主宰 / まつもと市民芸術館 芸術監督団団長。1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学在学中に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『三人吉三』『娘道成寺』『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』など。平成28年度文化庁芸術祭新人賞をはじめ受賞多数。古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたり活動中。セゾン文化財団2026年度セゾン・フェローII。

 

聞き手|
田口章子

京都芸術大学名誉教授。博士(日本語日本文学)。研究領域は歌舞伎を中心とした伝統芸能。芸能・芸道をキーワードに日本人論、日本文化論を展開。『江戸時代の歌舞伎役者』で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。主な著書に『歌舞伎を知れば日本がわかる』、『歌舞伎で日本文化論 伝統的思考法「見立て」「やつし」「もどき」』など多数。