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クロード・レジ演出『夢と錯乱』関連企画 映像上映会『クロード・レジ:世界の火傷』
Claude Regy: La Brulure du monde 

レジ演出作品『ダビデの歌のごとく』Comme un chant de David (アンリ・メショニック翻訳)の舞台映像と創作について語るレジの映像で構成された、2005年製作映画。収録された舞台映像は、映画のために特別に抜粋され撮影されたものだが、通常、自作を映像に残さないレジ作品を知る貴重な資料。日本語字幕つき。
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監督:アレクサンドル・バリー

(c) LOCAL FILMS 2008

『ダビデの歌のごとく』Comme un chant de David 

「詩編」翻訳:アンリ・メショニック
演出: クロード・レジ
出演:ヴァレリー・ドレヴィル

詩人であり言語学者でもあるアンリ・メショニックによる「詩編」のフランス語新訳をテクストに、2005年にクロード・レジ演出で製作された舞台。


著名な「詩編」をフランス語で読んでみようと思う。詩のように読んでほしい。なぜなら何よりそれを念頭において翻訳したからである。
驚かれるかもしれないが、言葉遣いについては宗教的な形式を取り去り、シンタックスにおいてはそれまでの翻訳では全くなされていなかった、リズムと韻律を表現するためにかなり荒々しい変更を加えた。それらはテキストに力をもたらすもの、意味重視の翻訳の中に埋もれてしまっていたものである。翻訳しなければならないのはこの‟力”である。テキストのうわべの意味のみならず、言葉が内に秘めたエネルギーを表現しなくてはならない。
ここでは、言葉の生き生きとしたリズムを重視した。そこには喜びや驚きがある。聖書の鼓動を私たちの身近なものとして感じてもらえることであろう。
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アンリ・メショニック