京都造形芸術大学40周年・京都芸術劇場15周年記念フォーラム 猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界
プログラム
(進行:市川笑三郎)
1. 三代目猿之助と春秋座
対談 市川右近×徳山豊(学校法人瓜生山学園 京都造形芸術大学 理事長)
2. 三代目猿之助の仕事 石川耕士(脚本家)
3. 三代目猿之助の功績~スーパー歌舞伎 四代目市川猿之助
企画:田口章子(京都造形芸術大学教授)/映像担当:倉田修次/
協力:松竹株式会社、公益社団法人日本俳優協会、株式会社キノシ・オフィス
主催:京都造形芸術大学舞台芸術研究センター
2016年5月、三代目市川猿之助(二代目猿翁)さんから、京都造形芸術大学に歌舞伎関係の資料を寄贈いただいた。映像約2500本、書籍約7700冊、公演パンフレット約1400冊、その他膨大な台本、舞台写真などである。三代目猿之助の偉業だけでなく、昭和、平成の歌舞伎の歩みを知ることができる貴重なものばかりである。三代目猿之助は本学の副学長であり、教壇に立ち、自らの歌舞伎哲学と経験に基づいて建てた劇場・春秋座の芸術監督であった。本学とは大変縁の深い歌舞伎役者である。今回はお披露目として、寄贈映像を通して三代目猿之助の軌跡を振りかえる。ゲストには、当代市川猿之助、市川右近、市川笑三郎、三代目猿之助とともに多くの舞台を創ってきた脚本家の石川耕士ら三代目猿之助ゆかりのかたがたをお招きする。映像とトークによる三代目猿之助の世界。今まで知らなかった歌舞伎の扉が開かれるにちがいない。
田口章子(京都造形芸術大学教授)