昭和二十年五月、大日本帝国存亡の危機に……わたしたちは役者をやっていたんですよ。

舞台芸術学科7期生初の授業発表公演。
文学座所属の演出家・鵜山仁氏を演技指導に迎えてリーディング公演を行います。

『紙屋町さくらホテル』とは1997年に新国立劇場のこけら落とし公演として初演された、井上ひさし代表作のひとつ。
昭和20年5月、広島。実在した移動演劇隊『櫻隊』をモデルに、歌と芝居を愛する人々を描いた音楽劇。実話とフィクションが交じり合い、芝居を通して人のやさしさが伝わる、どこか懐かしく愛おしい物語。
戦時を懸命に生きた人々を学生が力強く演じます。

作　　　　井上ひさし
演技指導　鵜山仁　若松泰弘
方言指導　藤側宏大

出演　　　
池本みずほ　今井茜　岩井夢　岡野有花　岡本唯　景山隆介　金井美希　北野咲絵　金智仁　草地樹里　桑村大和　齊藤絵里　鈴木晴菜　辻井悟志　中田凌輔　中村彩華　藤崎沢美　松井壮大　松尾杏樹　（五十音順）

舞台監督　北野ひかり　吉武未央
美術　　　供田淑乃　中野響馬　濱口綺香
音響　　　浅川璃奈　村上綾音
照明　　　香川由梨子　川村里奈
衣裳　　　櫻井小麦　若松綾音
小道具　　野川綾花　星さやか
演出助手　池本みずほ　草地樹里
制作　　　宮崎麻希
宣伝美術　佐藤彩

技術指導　岩村原太　小坂部恵次