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  3. 藤田貴大ワークショップ発表会 『川を渡る』

大学開学30周年・劇場20周年記念 藤田貴大ワークショップ発表会
『川を渡る』

ぼくはおもう。表現されたものは、現在、そこにしかない。今日しか食べることのできないものがあるように、今日しか見れないものがある。

川を渡って、劇場へ向かう。

あの日々のことを、現在、おもい返してみると、遠い過去のようにもおもえて。劇場にて、出会った/再会したひとりひとりの表情を、記憶のなかで、たぐり寄せてみるけれど。どうしても、その解像度には限界があるようだから、もういちどかんがえてみようとおもった。

なぜ、ひとは、劇場へ。いや、外へ出て、どこかへ向かおうとするのか。ひとは、やはり外へ出て、だれかと出会わなければ/再会しなければ。

その必要をおもって、劇場にて、待っている。演劇を思考し、営みながら、待っている。現在、そこにしかないものを、つくる。

「今日、在るものは、明日はもう無いんだよ」

2022.2.8    藤田貴大

 

当たり前のことが簡単にはできない現在。演劇に人が集うということ、人々の営みについて、演劇作家、一般・本学学生のワークショップ参加者、劇場で働くスタッフも含めて、一緒に考えていく、そんなワークショップを開催しました。その成果発表として、「待ち合わせ」「食事」「おめかし」についての参加者インタビューをもとにしたテキスト、写真、映像、パフォーマンスを構成し“演劇作品を展示”します。

Phase1|まい日の食事(展示)
Phase2|おめかしした、あの日の記憶(展示)
Phase3|待ち合わせていた風景を記録する(展示)
Phase4|川を渡る(パフォーマンス)
Phase5|あの日の食事(展示)

■上演スケジュール

OPENCLOSE
【A】3/26(土)12:0014:15
【B】3/26(土)16:0018:15
【C】3/27(日)12:0014:15

※各回OPEN-CLOSEの間、Phase1-3、5の展示をご覧いただけます。
※オープンから1時間後に、Phase4のパフォーマンス上演(45分程度)を予定しております。ABCいずれもすべての出演者が出演いたします。

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■構成・演出
藤田貴大

1985年生まれ。北海道伊達市出身。2007年にマームとジプシーを旗揚げ。2011年に三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。『cocoon』(今日マチ子原作)の再演(2015)で第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2018年11月『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司作)で「フェスティバル・ドートンヌ・ア・パリ」に招聘され、パリにて上演。近年、作・演出を務めた作品として、都市におけるヒーローをテーマに描いた「CITY」(2019年5月-6月)、ファッションブランド、ミナ・ペルホネンとのコラボレーション作品「Letter」(2019年12月/2020年1月)などがある。演劇作品以外ではエッセイ、小説、共作漫画など、活動は多岐に渡る。2020年7月には初の小説集「季節を告げる毳毳は夜が知った毛毛毛毛」を河出書房新社より出版。

 

■出演(五十音順・いずれも京都芸術大学学生)
長谷川七虹(映画学科)
服部天音(舞台芸術学科)
濱田優希(情報デザイン学科)
森史佳(舞台芸術学科)
保井岳太(舞台芸術学科)
渡邊菜央(美術工芸学科)

■ワークショップ参加者(五十音順)
上田てる葉/梅宮さおり/岡本和男/楠海緒/桒原弘子/小原藍/駒井彩乃/佐藤拓道/四方いずみ/四方みもり/菅江慧/高田果鈴/高谷清代美/高柳寛子/谷田あや子/都築武史/徳永愛子/中田貞代/仲野絵真/仲野静真/長谷川七虹/服部天音/濱田優希/原田涼音/松井陽/松坂かく/松下奈央/宮本花鈴/森史佳/保井岳太/安田晋/山田マリ/渡邊菜央

■スタッフ
舞台進行:小野琉空(舞台芸術学科)
音響助手:松井莉子(舞台芸術学科)
映像:召田実子(マームとジプシー)
映像編集:森田諒
アシスタント:的場裕美(マームとジプシー)
展示・宣伝グラフィック:伊藤優利(情報デザイン学科)
展示プランニング:山田ゆり(情報デザイン学科)
制作:林香菜・古閑詩織(マームとジプシー)、井出亮・後藤孝典(舞台芸術研究センター)、小寺春翔(アートプロデュース学科)、高橋菜々子(舞台芸術学科)、毛利風香(アートプロデュース学科)、森史佳(舞台芸術学科)、保井岳太(舞台芸術学科)、渡部愛美(舞台芸術学科)
技術監督:大田和司

■主催
京都芸術大学 舞台芸術研究センター/京都芸術劇場 春秋座

■企画協力
マームとジプシー

■助成
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会


ワークショップの流れ

『待ち合わせていた風景を記録する』

2021年2月11日(木・祝)-13日(土)インタビュー
2021年3月25日(金) 特設サイト公開

待ち合わせに関する記憶についてオンラインでインタビュー。
その内容をもとに藤田氏がテキストを執筆、風景の写真も参加者と学生で撮影。
写真とテキストを構成した特設サイトを公開。

特設サイト https://k-pac.org/events/879/

 

『おめかししたあの日の、記憶』
2021年8月6日(金)-8日(日)インタビュー
2021年11月3日(水・祝)ポートレート撮影

服や装いに関する記憶について参加者にオンラインでインタビュー。
その内容をもとに藤田氏がテキストを執筆、参加者のポートレート写真を参加者と学生で撮影。
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『まい日の食事/あの日の食事』
2021年8月23日(月)-24日(火) インタビュー
2021年11月4日(木)-7日(日)  映像撮影

食べること、料理に関する記憶について参加者にオンラインでインタビュー。
その内容をもとに藤田氏がテキストを執筆、マームとジプシースタッフと学生で料理レシピを再現する映像を撮影・編集。
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演劇作品『川を渡る』
2022年3月26日(土)・27日(日) 会場:春秋座(舞台上)

 

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