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原作 サミュエル・ベケット ARICA『しあわせな日々』

現代演劇の巨星にして、今なお最前線に立つサミュエル・ベケットの最高傑作『しあわせな日々』。本公演は、常にせりふの意味に支配されない音、モノ、装置、空間との密接な関係を、オリジナルな方法で探ることを続けてきた、東京を拠点とするシアターカンパニーARICA による上演です。舞台美術は京都ベースの若手現代美術家として活躍めざましい金氏徹平。ポップでありながら、日常の歪みをあぶり出す金氏の創造性、ベケットの劇言語を触発しつづける革命的な舞台は、あいちトリエンナーレ2013 で初演、TPAM2014でも上演され、ともに高い評価を得ています。

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写真:Ryuji Miyamoto

 

原作:サミュエル・ベケット
新訳:倉石信乃
演出:藤田康城
美術:金氏徹平
音楽:イトケン
出演:安藤朋子、福岡ユタカ(Yen Chang)

舞台監督:尾崎聡、鈴木康郎
照明:岩品武顕
衣装デザイン:安東陽子
衣装・小道具製作:渡部直也
美術アシスタント:原田拓哉、今井菜江
宣伝美術:須山悠里
制作:須知聡子

主催:京都造形芸術大学舞台芸術研究センター
共同製作:あいちトリエンナーレ2013、ARICA
著作権代理:㈱フランス著作権事務所
新訳初演:2013年10月12日(あいちトリエンナーレ2013)


関連企画
ベケットをよりよく知るための関連レクチャー
参加費無料/要事前申込み ※1講座のみの受講も可能です。

平成26年10月8日(水) 18:00~21:00
(1)「現代におけるベケットへのアプローチ」
講師:
多木陽介(ローマ市立演劇記念館「(不)可視の監獄――ベケットの演劇と現代世界」展キュレーター)
小崎哲哉(あいちトリエンナーレ2013パフォーミングアーツ統括プロデューサー)
会場:京都造形芸術大学 人間館NA102教室

平成26年10月14日(火) 18:00~21:00
(2)「現代演劇の「演出」――ジャンルを横断するベケット」
講師:藤田康城(演出家)、金氏徹平(現代美術家)
会場:京都造形芸術大学 人間館NA404教室

平成26年10月31日(金) 18:00~21:00
(3)「『しあわせな日々』の翻訳――ことばの可能性について」
講師:倉石信乃(ARICA/明治大学教授)
   八角聡仁(批評家/近畿大学教授)
会場:京都造形芸術大学 映像ホール

平成26年11月4日(火) 18:00~21:00
(4)「ベケットが現れたとき――1950年代前衛演劇」
講師:
渡邊守章 (演出家/京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員)
森山直人(京都造形芸術大学舞台芸術学科教授)
会場:京都造形芸術大学 人間館NA404教室