1. HOME
  2. 公演情報
  3. 琉球舞踊と組踊 春秋座公演

琉球舞踊と組踊 春秋座公演

春秋座で体感する琉球王朝のおもてなし。2年ぶり、組踊が琉球舞踊と共に春秋座に帰ってくる!

公演特設サイトはこちら

【第一部】琉球舞踊

“琉球舞踊”は琉球王国時代に宮廷で作られた踊りを基本とし、「若衆踊」や「女踊」など古典舞踊に加え、明治以降、民謡や庶民の風俗を取り入れて作られた「雑踊」などがあります。
今回、トリを飾るのは、女形の第一人者である宮城能鳳(みやぎのうほう)。女性踊りの最高峰である「花風」を踊ります。

【第二部】組踊『執心鐘入』(しゅうしんかねいり)
“組踊”は、音楽とセリフ、演技からなる琉球王の代替わりの際に訪れる中国の冊封使(さっぽうし)をもてなすため、18世紀初頭に踊奉行・玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)によって創作されました。能を参考に、沖縄の音楽や伝説を取り入れて作られ、その独特の味わいは、日本はもちろん世界にも類を見ない芸能として、2010年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
『執心鐘入』は伝統音楽劇〈組踊〉の創始者・玉城朝薫による人気演目、琉球版「道成寺」。佐辺良和(宿の女)と西門悠雅(若松)の組踊の若き伝承者二人が、新鮮で臨場感あふれる劇的世界を構築します。地謡には、飴色の声と絶賛される西江喜春(人間国宝)があたります。

主催:京都造形芸術大学舞台芸術研究センター・公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団
文化庁 平成26年度文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業