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京都芸術劇場 春秋座 芸術監督プログラム 市川猿之助 春秋座 特別舞踊公演

澤瀉屋ゆかりの名作舞踊を注目の花形歌舞伎俳優を迎えてお届け。
春秋座でしか見ることのできない舞台に乞うご期待!

市川團子が春秋座に初お目見得し、澤瀉屋の家の芸である『独楽』に挑戦。
『御目見得 口上』では春秋座芸術監督の市川猿之助に加え、市川團子、市川青虎がご挨拶いたします。そして、色彩美に富んだ舞踊『戻駕色相肩』では猿之助、青虎に、上方歌舞伎の注目の若手俳優・中村壱太郎を迎えてお届けいたします。どうぞご期待ください。

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【出演】

市川猿之助、中村壱太郎、市川團子、市川青虎

猿翁十種の内 独楽
独楽売が独楽の由来を語りながら曲芸を披露するのがみどころで、次第に独楽売自身が独楽となり、刀渡りや百廻りを軽やかに見せていきます。1928年9月歌舞伎座にて二世猿之助(初世猿翁)が、初世猿之助が踊った《人形売独楽姿見(にんぎよううりこまのすがたみ)》を改訂し、初演いたしました。1964年に三代目猿之助(現猿翁)が猿翁十種の一つとして撰定した、澤瀉屋のお家芸です。当代猿之助も度々演じ、2015年6月の芸術監督プログラムでも披露した『独楽』を、團子の初役にてご覧いただきます。

御目見得 口上
当劇場芸術監督の猿之助に、團子、青虎が揃って皆様にご挨拶を申し上げます。

戻駕色相肩
菜の花畑に満開の桜が咲いた京の紫野に、吾妻の与四郎と浪花の次郎作が担ぐ駕籠が島原から戻って来ます。二人がひと休みするところ互いに上方と江戸のお国自慢を始めます。やがて駕籠の中から禿を呼び出し、京、大坂、江戸それぞれの廓話を語っていきます。そのうち、与四郎と次郎作の懐から連判状と香炉が落ちて…。
1983年7月歌舞伎座にて、猿之助が二代目市川亀治郎を名乗った初舞台として『戻駕色相肩』の禿を勤めました。今回、澤瀉家にゆかりの深いこの演目を、二代目市川青虎襲名披露として、与四郎に猿之助、次郎作に青虎、そして禿たよりに壱太郎の顔触れでお送りいたします。

※澤瀉屋の「瀉」のつくりは、正しくは”わかんむり”です。

 

主催・企画制作:学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
製作:松竹株式会社

  文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業

 

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