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ミュージカル ファンタスティックス

ミュージカル『ファンタスティックス』

世界最長のロングラン・ミュージカル『ファンタスティックス』は、1960年に幕を開け、今日まで上演を続けています。その叙情的なスタイルと普遍性は、これからも多くの人々の心を掴んでいくに違いありません。『ファンタスティックス』では、未熟な恋、世代、人間性、それらについての愚かさや儚さを、奇抜にそして辛辣に描き出します。登場人物や設定に自分自身を当てはめて、過去の自分、現在の自分、そして未来の自分の姿を見つめる機会を与えてくれることでしょう。『ファンタスティックス』は、優れた脚本と音楽に彩られた、美しくも感傷的なミュージカルです。

 

出演者

エル・ガヨ(語り手)    宝田明
マット(青年)       松岡充
ルイザ(少女)       彩乃かなみ
ヘンリー(老俳優)     光枝明彦
ベロミー(少女の父親)   青山明
ハックルビー(青年の父親) 沢木順
モーティマ(俳優)     島崎俊郎
ミュート(無言)      本間ひとし
演奏  ピアノ 桑原まこ
    ハープ 田中淳子

宝田明プロフィール

1954年第6期東宝ニューフェイスとして、『かくて自由の鐘は鳴る』でデビュー。『美貌の都』、『大学生』シリーズ、『香港の夜』シリーズ、『放浪記』などの文学作品。『あげまん』『ミンボーの女』『マルタイの女』などの伊丹十三作品に出演。映画出演本数は200本を超える。1964年『アニーよ銃をとれ』で、ブロードウェイミュージカルに挑戦し、芸術祭奨励賞を受賞。以後、『サウンド・オブ・ミュージック』『風と共に去りぬ』『マイフェアレディ』など数多くの作品の主演をこなし、第6回紀伊国屋演劇賞・第10回ゴールデンアロー賞受賞。数少ないミュージカル主演俳優として不動の地位を築く。また、世界の美の親善大使であるミス・ユニバース日本代表選手大会の総合司会を29年間務め、その間2度にわたって世界大会での審査員として参加した。平成21年芸能生活55周年記念ミュージカル「赤ひげ」は多くの観客から大好評を得る。今もなお、舞台・ドラマ等、多方面にて活躍中。