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「さようなら、ご成功を祈ります」(中略)演説『カーストの絶滅』への応答

「さようなら、ご成功を祈ります」――B.R.アンベードカル博士が1936年ラホール市のカースト撤廃協会の招待に応じて準備したものの協会側が内容が耐え難いと判断し招待を撤回したため実際には読み上げられなかった演説『カーストの絶滅』への応答
Goodbye, and good wishes for your success
― a response to Annihilation of Caste ―  a speech prepared by Dr. B.R. Ambedkar at the invitation of Jat-Pat Todak Mandal of Lahore in 1936 but NOT DELIVERED owing to the withdrawal of the invitation because the organising committee found the contents of the speech unbearable.

 

インド憲法起草の中心人物であり、不可触民解放運動の指導者であったB.R.アンベードカル(1891-1956)のことは、残念ながら日本ではガンディーほどには知られていない。だが、そのアンベードカルが1936年に執筆し、演壇では語られずに終わった演説原稿『カーストの絶滅』は、「差別」や「分断」を批判する普遍的な思索と雄弁にあふれ、人々の心を強烈に揺さぶる迫力に満ちている。
インドで今も読み継がれ、色褪せることのないこのテキストを、〈現代〉の眼からあらためて読み直し考察すると、どんな風景が見えてくるのだろうか。南インド・ケーララ州を拠点にしながら国際的に活躍する演出家・シャンカル・ヴェンカテーシュワランと、京都を拠点に活躍する演出家・和田ながらが初めての共同演出を通じて挑戦する演劇作品。世界初演。
上演言語:日本語、英語、カンナダ語 ※日本語字幕つき

共同演出·構成:シャンカル·ヴェンカテーシュワラン、和田ながら
出演:アニルドゥ·ナーヤル、チャンドラ·ニーナサム、武田暁

ドラマトゥルク:森山直人
プロデューサー:鶴留聡子、川原美保(京都芸術大学舞台芸術研究センター)
舞台監督:大田和司(京都芸術大学舞台芸術研究センター)
照明:葛西健一
音響・サウンドデザイン:甲田徹
企画協力:山田せつ子
出典:『カーストの絶滅』(B.R.アンベードカル著、山崎元一・吉村玲子訳、1994年、明石書店)
主催:京都芸術大学舞台芸術研究センター
共催:独立行政法人国際交流基金 
共同制作:京都芸術大学舞台芸術研究センター、独立行政法人国際交流基金