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KUNIO08『椅子』ファイナル

2011年冬、東京・名古屋で反響を得たKUNIO版イヨネスコ不条理劇『椅子』がこの春ついに京都でファイナル公演!!

作 ウージェーヌ・イヨネスコ
訳 安堂信也
演出・美術 杉原邦生
出演 岩下徹(山海塾)、細見佳代、山崎皓司(FAIFAI)

お客さんいっぱい招いたからにはLet’sパーティー♪
テンションダダ上がり↑↑YES。
だから、ご遠慮なく、躊躇はなし、Don’t be shy!
思いっっっきり騒いで、精一っっっ杯もてなして、
一っっっ生懸命生きて、やり切っっって、
それで死んじゃっても良いんじゃない?
文句Nothing!サイコーの人生!サイコーの老後!有終の美!!
孤独…?んなこた、ないなーい。
それが僕らのメッセージ!?
KUNIOが送るサイコーにHOT☆な、人生MAX!!!不条理劇。
春風薫る劇場にウェルカムです!

 

『椅子』ストーリー

水に囲まれた島にある塔で暮らす老人と老婆。老人は「世界を救うメッセージ」を伝えるため、大勢の聴衆とそのメッセージを代弁する弁士を招いていると言う。やがて、二人は次々とやってくる客人の応対に追われ始めるが…

作/ウージェーヌ・イヨネスコ
不条理演劇の代表的劇作家。ルーマニア人の父とフランス人の母との間にルーマニアで生まれた。ブカレスト大を卒業したが、1938年以降はフランスに定住。50年、52年に立て続けに発表したフランス語の戯曲『禿の女歌手』と『椅子』は古典劇の規則にとらわれない“不条理演劇”として、当初は受け入れられなかったが、50年代後半からは一躍脚光を浴び、現代演劇に大きな影響を与えた。平凡な日常を滑稽に描きつつ、人間の孤独性や存在の無意味さを鮮やかに描き出し、一連の戯曲では一貫してファシズムを告発した。70年、仏学士院会員にも選ばれている。1994年に死去。

 

演出・美術/杉原邦生

演出家、舞台美術家。KUNIO主宰。1982年東京生まれ、神奈川県茅ケ崎育ち。EXILEファンクラブ“EX FAMILY”会員。特定の団体に縛られず、さまざまなユニット/プロジェクトでの演出活動を行う。人を喰ったような生意気さとポップなバランス感覚を兼ね備えた演出が特徴。主な演出作品に、09年4・5月キレなかった14才?りたーんず『14歳の国』、10年5月木ノ下歌舞伎『勧進帳』、11年9・10月KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』、12年7月木ノ下歌舞伎『義経千本桜』、12年9月KUNIO10『更地』など。また、こまばアゴラ劇場〈サミット〉ディレクターを08年より2年間務め、KYOTO EXPERIMENTフリンジ企画では10年より3年間コンセプトを担当した。

出演
岩下徹(山海塾)・細見佳代・山崎皓司(FAIFAI)

スタッフ
舞台監督:大鹿展明 照明:魚森理恵 音響:齋藤学 映像:天野史朗
衣装:植田昇明(kasane) 宣伝美術:加藤賢策(東京ピストル) 写真:相模友士郎
制作:小林みほ 土屋和歌子

京都芸術センター制作支援事業
著作権代理:(株)フランス著作権事務所
共催:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター
企画制作・主催:KUNIO