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寺内タケシとブルージーンズ・コンサート

寺内タケシといえば「エレキの神様」と言われて60年以上の歳月が流れました。
エレキ・ギターが日本のポピュラー音楽に与えた影響は計り知れないものがあります。
それゆえに、寺内タケシは洋楽の世界のアーティストと思われがちです。しかし、彼ほど日本的なる物を愛し、日本の良さを熟知しているミュージシャンはいないでしょう。エレキ・ギターで演歌を奏で、人を泣かせることが出来るのが寺内タケシです。今回は第1部で日本の心を、第2部でエレキ・ギターの凄さを味わっていただきたいと思います。

(舞台芸術研究センター プロデューサー 橘市郎)

 

第1部  エレキギターで綴る 日本歌謡史
第2部  輝け! エレキサウンド

 

寺内タケシ

5歳にしてギターを始め、電話のコイルを並べたピックアップでエレキギターを製作し、関東学院大学在学中にプロ活動開始。昭和37年寺内タケシとブルージーンズを結成しエレキブームの仕掛人となり、加山雄三主演の東宝映画「エレキの若大将」等にも出演したエレキギターの草分け的存在である。
またヒット曲に「運命」「津軽じょんがら節」など多数があり世界中のエレキファンから「エレキの神様」として敬愛されている。
近年はエレキ禁止令に端を発し、エレキの証明のためにはじめた「芸術鑑賞会・ハイスクールコンサート」が青少年教育の分野で評価を受け、文部大臣感謝状(H12)、文化庁長官表彰(H16)、衆参両院議長感謝状(H17)、厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に指定され(H17)、平成18年5月には厚生労働省児童福祉文化賞(厚生労働大臣賞)を、平成20年秋の叙勲で長年のボランティア活動に対し緑綬褒章を受章した。なお同ハイスクールコンサートは2012年11月末現在で1566校を数えている。
2011年日本作曲家協会主催第53回日本レコード大賞の功労賞受賞。