共同利用・共同研究拠点2019年度テーマ研究Ⅰ 2019年度 テーマ研究Ⅰ|2019年PQ展(プラハ・カドリエンナーレ)出展のための研究実験
研究代表/杉山至
舞台美術× 映像。その最先端を実験する!
本研究会では、ビジュアルアートと舞台芸術(セノグラフィー)、空間デザイン、さらに身体とコミュニケーションが係るパフォーミングアートが、どのようにコラボレーションできるのか、さらにその表象のための技術的方法について劇場実験を通して探究・研究します。
今年6月にチェコ・プラハにて行われる舞台芸術の祭典「プラハ・カドリエンナーレ(PQ)展」に、研究代表者である杉山至が所属する日本舞台美術家協会が「SASAGERU」を作品テーマとして出展します。杉山がキュレーターを務めるこの作品は、一般参加者が観るだけではなく装置の体験をしたり、装飾の一部をワークショップで制作したりして、完成を目指すものです。劇場実験では、PQ 展を模した展示空間を作り、プラハでの発表に向けた参加型ワークショップも開催いたします。ぜひご来場・ご参加くださいませ!
【日時・会場等】
展示・ワークショップ
2019年4月14日(日)13:00~16:00
京都芸術劇場 春秋座(舞台上)
入場料:無料(ワークショップ参加者は事前要予約)
※展示のみをご覧になられる方はご予約不要です。
開催時間内にご来場ください。
【事前予約方法】
予約フォームはこちら
または、舞台芸術研究センターへお電話ください。
075-791-9144(平日10時‐17時)
【研究会メンバー】
杉山至(舞台美術家)
池田ともゆき(舞台美術家)
佐々波雅子(舞台美術家)
長峰麻貴(舞台美術家)
岩村原太(舞台照明家、京都造形芸術大学舞台芸術学科教授)
*以上、日本舞台美術家協会会員
森山直人(演劇批評家、京都造形芸術大学舞台芸術学科教授)
高岸寛(株式会社WOW)
大野洋平(現代美術家)
宮本洋平(大道具)
【日本舞台美術家協会】
日本舞台美術家協会は舞台芸術の視覚的・美術的要素を担う全国の舞台美術デザイナー、舞台美術関連の技術者、舞台美術教育・研究者が所属する職能団体です。1958年の発足以来、日本の舞台芸術全般の発展に大きく貢献すると共に、全国の舞台美術家の「創作活動に対する支援」「社会的地位の確立」「人材の育成」「専門的技術の記録・保存」等を主な目的とし、様々な活動を行っています。http://www.jatdt.net
【PQ2019(プラハカドリエンナーレ/Prague Quadrennial)
チェコ共和国の首都プラハで4年に1度、世界70カ国以上の国々の演劇、ダンス、オペラ、パフォーマンスアートや新たに生まれた舞台芸術などの様々なジャンルのスタッフワーク(舞台美術・照明・音響や建築も含む)が一堂に集まり、発表を行う国際的なイベントです。https://www.pq.cz/
主催:京都造形芸術大学<舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点>
2019年度 共同研究プロジェクト「209年PQ展(プラハ・カドリエンナーレ)出展のための研究実験」研究代表者:杉山至
*本研究はJSPS科研費 JP17H00910の助成を受けたものです。