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共同利用・共同研究拠点2024年度劇場実験Ⅲ 2024年度劇場実験Ⅲ|
現代アート的思考でメディアアートと演劇をマッチングする観客主体型の劇空間の創作

現代美術家の岡田裕子と活動を共にしてきた研究チームをメンバーに、メディアアート作品を活用して、横断的かつ先鋭的な劇空間を作る試み。観客が参加し、主体的に身体を動かすことで、空間で何かが起きるシステムを軸に、観客と演者が時に逆転するような場を目指す。VRヘッドセットを応用し、プログラミング開発や等身大の人形と自らの身体がシンクロナイズすることで<自分が自分のおくりびとになる>「Celebrate for ME -okuru-」などのメディアアート作品に参加しながら、観客は架空の葬儀から祝祭までを擬似体験できる。死生観と向き合うメディアアート作品と、観客と、そこに関わる人々が混じり合いながら、新たな劇場空間のあり方の実験を試みる。

岡田裕子(研究代表者/現代美術アーティスト、多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師)
会田寅次郎(研究分担者/メディアアーティスト・技術開発、早稲田大学文化構想学部生)
倉本大資(研究分担者/東京大学大学院情報学環特任研究員、Otomo代表、情報・教育)
柴田聡子(研究分担者/演劇・アートマネージメント)
伊藤弘子(研究協力者/HISUI代表、ファッションデザイナー)

「Celebrate for ME: okuru」©️OKADA Hiroko