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テーマ研究Ⅱ 「舞台芸術における音/リズム/ドラマトゥルギーをめぐるジャンル横断的研究」 現代演劇のサウンドスケープ②―劇団地点における「音」と「ドラマ性」について

この研究プロジェクトでは、「リズム」という側面から複数の芸術諸ジャンルを横断的に比較検討し、舞台芸術における「リズム」の特性とアクチュアルな可能性について探究しました。

ゲスト講師:
三浦基(演出家、地点代表)
野口順哉(「空間現代」メンバー)
藤原ちから(編集者、批評家)

モデレーター:
森山直人(本学舞台芸術学科教授/現代演劇研究)

三浦 基 
地点代表、演出家。1973年生まれ。桐朋学園芸術短期大学演劇科・専攻科卒。
1996年、青年団(平田オリザ主宰)入団、演出部所属。1999年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。2001年帰国、地点の活動を本格化。2005年、京都へ拠点を移す。2011年、モスクワでチェーホフ2本立て公演を成功させ、2012年にはロンドン・グローブ座からの依頼で初のシェイクスピア作品『コリオレイナス』を演出した。著書に『おもしろければOKか? 現代演劇考』(五柳書院)。2008年度京都市芸術文化特別奨励者。2010年度京都府文化賞奨励賞受賞。2011年度京都市芸術新人賞受賞。

空間現代(kukangendai)
野口 順哉 Junya Noguchi(guiter / vocal)
古谷野 慶輔 Keisuke Koyano(bass)
山田 英晶 Hideaki Yamada(drums)

2006年、現行メンバー3人によって結成。編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、スリーピースパンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。
近年では演奏における一つの試みとして、並走する複数のグルーヴ/曲を行き来しながらも、ライブに流れる時間全体が一つのリズムとして立ち現れてくる様なライブ形態の構築と実践に取り組んでいる。
東京でのライブを活動の中心としながらもECD/飴屋法水/大橋可也&ダンサーズなど先鋭的なアーティスト達とのジャンルを超えたコラボレーションも積極的に行っている。現在は京都において断続的に公演される演劇作品、劇団「地点」によるブレヒト戯曲作品『ファッツァー』の音楽を担当。

2009年:ファーストアルバム「空間現代」
2012年:セカンドアルバム「空間現代2」
2013 年:月刊リミックス配信企画「空間現代 Monthly Remixes」
2014年:ライブアルバム「LIVE」

上記作品は全てレーベルHEADZ/UNKNOWNMIXよりリリース

藤原ちから
編集者、批評家、フリーランサー。BricolaQ主宰。1977年高知市生まれ。12歳で単身上京し、東京で一人暮らしを始める。以後転々とし、出版社勤務の後、フリーに。雑誌「エクス・ポ」、武蔵野美術大学広報誌「mauleaf」、世田谷パブリックシアター「キャロマグ」などの編集を担当。辻本力との共編著に『〈建築〉としてのブックガイド』(明月堂書店)。徳永京子との共著に『演劇最強論』(飛鳥新社)。現在は横浜在住。演劇センターFの立ち上げに関わる。