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機関誌『舞台芸術』14【完売】
テクスト/身体―〈古典〉を再構築する

『死者の書』という場(トポス) 安藤礼二
今、演劇にできること―  渡邊守章

『當麻』『薔薇の名』をめぐって 佐伯順子
創作能 薔薇の名―長谷寺の牡丹 渡邊守章
古典・実行・舞台芸術―クローデルとジュネをめぐる二冊の本 根岸徹郎
漂流する身体―ダンス公演『恋する虜-ジュネ/身体/イマージュ』を終えて 山田せつ子
『恋する虜』から半年過ぎて。 白井剛
舞踏家の身体が読むジュネの言葉 鵜飼哲

インタヴュー エドゥアルド・バンド  聞き手=森真理子
リチャード・フォアマンの現在―映像現場の眼差しから 

ポテトの国行きのタイムマシーン 巻上公一
デジタルネットワークを利用した共作の可能性と演劇 齋藤学

 

評論 動物たちの顔と向き合う(ことはできるのか)―ズーエシスとパフォーマンス ウナ・チャウドゥリ 訳=小田透・内野儀
連載 越境する伝統3 日本で書かれた傑作―ポール・クローデル『繻子の靴』 渡邊守章
時評 対面する根源的なもの―舞台芸術における観客と場所 小澤英実
    確定記述的世界観と零度のキャラクター ―乞局/ポツドール/神村恵 稲倉達
    ベルリンからブリュッセルへ、あるいはポストポリティカルな演劇の風景からアーティストの流動性(モビリティ)へ 内野儀

 

戯曲 演じる女たち―ギリシャ悲劇からの断章 訳=長島確
第一部「メディア」オヴリャクリ・ホジャクリ
第二部「イオカステ」モハメド・チャルムシール
第三部「ヘレネ」スジット・シャンカル
インターリュード ギータンジャリ・シュリー

『演じる女たち』に何を見るべきか―「不安」を克服するために 内野儀
世界の調和としてのメディア オヴリャクリ・ホジャクリ 訳=小原志甫
ソフォクレス「オイディプス王」の新たな解釈 モハメド・アゲバティ 訳=栗田知宏
テレビゲームの石油妖精の話 アビラシュ・ピライ 訳=内野儀、栗田知宏
整地されてない地―ギリシャ劇のテクストを今日的にマッピングする アヌラダ・カプール 訳=内野儀、栗田知宏

 

【カバーイメージ】伊藤高志
【目次裏写真】『演じる女たち』第三部「ヘレネ」より