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機関誌『舞台芸術』4
歴史と記憶

歴史>の誘惑 太田省吾
忘却をまぬがれるために 鴻英良

インタヴュー 野田秀樹 聞き手=鴻英良 
演劇、もしくは復讐に向かわないための知性

「コドモ身体」ということ――コンテンポラリー・ダンスにみる歴史と記憶(?) 桜井圭介
マニラのジュネ
――時代のカオスを奪還せよ ルストム・バルーチャ 訳=エグリントン佐藤みか
思い出される身体
 岡本章

ドキュメント ラオコオン2002――国際演劇祭の新世紀
上演作品紹介 劇団マンディリ/スタンズ・カフェ/ブラック・スワン・シアター・カンパニー/アルジュン・ライナ/テアーター・ノイマルクト/ザ・カンパニー/ピナ・バウシュとヴッパダール舞踊団/DA・M/ジョン・ジェスラン/サーシャ・ヴァルツとシャオビューネ・アム・レーニナ・プラッツ

シンポジウム グローバリゼーションの時代における歴史と記憶 
参加者=ハンス=ティース・レーマン、内野儀、多和田葉子、ニーラム・マン・シン・チャウドリー、秀実、ラミース・エル=アマリ、アンドリュー・ロス 司会=鴻英良

レクチャー
遅延と思索――経済的時間への抵抗 ハンス=ティース・レーマン 訳=谷川道子
歴史と記憶――九月一一日以降に「忘却の穴」から抜け出るために 内野儀
死者たちの劇場 多和田葉子
記憶と歴史のプリズム ニーラム・マン・シン・チャウドリー 訳=長島確
今日へのターニング・ポイントとしての一九六八年――その革命と反革命 秀実
アラブ演劇における東西の出会い ラミース・エル=アマリ 訳=横山義志
黒い白鳥 アンドリュー・ロス 訳=戸谷陽子

フェスティヴァル報告
歴史と記憶をめぐる演劇表象の今を問う――「ラオコオン演劇祭」の位相 谷川道子
私はサイボーグになりたい――ラオコオン・フェスティヴァル批判 荻野哲矢
キノコ雲の上の天使――サーシャ・ヴァルツ『noBody』ニャンコ
リーパーバーンで檳榔を 井土紀州

時評 
「殺す・な」 内野儀
ダンスの技術が生まれる瞬間 國吉和子
『国姓爺合戦』を中心に 小林昌廣

連載 
観世榮夫 わが演劇、わが闘争4 インタヴュー 聞き手=新藤兼人
やさしい現代演劇4 川村毅
過渡期としての舞台空間――小劇場演劇における「昭和三〇年代」3 森山直人