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機関誌『舞台芸術』3
複数のアジアへ

思考停止点としてのナチュラルなもの 太田省吾
無知からの出発――現代アジア演劇への視座 鴻英良

インタヴュー 佐藤信 聞き手=鴻英良 
黒テントの「アジア」――二十年の軌跡

インタヴュー エドワード・サイード 
批評・文化・パフォーマンス 
聞き手=ボニー・マランカ/マーク・ロビンソン/ウナ・チャウドリ― 訳=中野真紀子

渾沌とした美の召集――アジア・ミーツ・アジア演劇祭の経験 K・C・ロク 訳=花崎攝

共同討議 移動するアジア――実験的現代性とはなにか
鵜飼哲/内野儀/畠由紀/K・Cロク/八角聡仁/鴻英良

ピーター・ブルックの『マハ―バーラタ』
 ――インドからの眺め ルストム・バルーチャ 訳・解題=エグリントン佐藤みか
浮遊する言葉、ゆらぐ主体…… 
アヌラダ・カプール 訳=前田愛実
現代中国演劇の世界的文脈――その含蓄的絡み合いについて 伊東貴之
太陽劇団とアジア伝統演劇 荻野哲矢
ブレヒトのアジア――そのトポロジーの変容 萩原健
カテブのテープ、サルトルのカバン――カテブ・ヤシンの演劇について 横山義志
アメリカ舞台芸術における「アジア」という架空の主体をめぐって 戸谷陽子
アジア女性演出家の表現とは
 ――アジア女性演出家演劇祭/第四回アジア女性演劇会議報告 外岡尚美
フィジカルシアターをめぐって――わからないアジア 木村真悟
身体言語としての演劇と舞踊 安致雲 訳=木村典子
新しい波――今日のシンガポール演劇 
 オン・ケンセン  訳=角田美知代/劇団黒テント(桐谷夏子+南俊明)

シンポジウム 
現代インド演劇という場所(ロケーション)――『キッチン・カタ』を再検討する
粟屋利江/内野儀/森山直人/鴻英良

時評 
芸術に留まる、芸術に閉じこもる 内野儀
メタファーと虚点――笠井叡の舞台より 國吉和子
歌舞伎四百年に思う 小林昌廣

連載
観世榮夫 わが演劇、わが闘争3 インタヴュー 聞き手=林光
過渡期としての舞台空間――小劇場演劇における「昭和三〇年代」2 森山直人
やさしい現代演劇3 川村毅