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琉球舞踊と組踊 春秋座特別公演

2012年より隔年開催で開催されてきた、春秋座恒例の公演です。
琉球王朝の宮廷から、明治以降の市井まで、各時代の背景によりうまれた多様な<琉球舞踊>。琉球王の代替わりの際に訪れる中国からの使者・冊封使をもてなすために琉球王朝で創作された、音楽・台詞・所作からなる式楽<組踊>。今回の組踊は、組踊の祖・玉城朝薫(たまぐすく・ちょうくん)作として、今日も上演される朝薫五番*のうち春秋座では最後の紹介となる『二童敵討』を上演します。無実の罪を着せられ殺された父をもつ兄弟による勇ましくも美しい仇討ち劇をお届けします。
琉球が誇る多彩な芸能を、今年も春秋座でお楽しみください。

*朝薫五番=「二童敵討」「執心鐘入」「銘苅子」「孝行の巻」「女物狂」

 

共催:公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会

解説とおはなし 嘉数道彦(国立劇場おきなわ芸術監督)

第一部 琉球舞踊
「鳩間節」   田口 博章
「むんじゅる」 山城 亜矢乃
「金細工」   石川 直也 新垣 悟 阿嘉 修
「本花風」   宮城 能鳳
「戻り駕篭」  金城 真次 玉城 匠 山城 亜矢乃

第二部 組踊「二童敵討」
立方指導:宮城 能鳳(人間国宝) 地謡指導:西江 喜春(人間国宝)
あまおへ:玉城 盛義
鶴  松:田口 博章
亀 千 代:金城 真次
母   :宮城 能鳳
供一  :石川 直也
供二  :新垣 悟
供三  :阿嘉 修
きやうちやこ持ち: 玉城 匠

【地謡】
歌三線:西江 喜春 花城 英樹 玉城 和樹 和田 信一
箏:安慶名 久美子  笛:宮城 英夫 胡 弓:平良 大 太鼓:久志 大樹