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瓜生山サマーパーク

この夏、ひらきます

春秋座とその周辺を誰もが自由にあそべる公園に見立てた2日間限定のサマーパークを開きます。
ひびのこづえが衣装を手がけたダンスパフォーマンス、マームとジプシーによるパフォーマンスの他、展示、ワークショップなど、大人もこどもも楽しめるイベントを開催します。

日時:2024年7月20日(土)・21日(日)両日11:00-17:00
会場:京都芸術劇場
会場:春秋座ホワイエとその周辺(京都芸術大学内)
料金:入場無料(要事前申込・一部ワークショップは有料)

申込受付開始:7月1日(月)12:00~

お申込み方法:
Peatixからお申し込みください。
https://uryuyama-summerpark.peatix.com

主催:京都芸術大学 舞台芸術研究センター
協賛:株式会社アネビー
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■クラウドファンディング挑戦中!
地域にひらかれたイベント開催を通じて、次世代へ芸術のバトンを渡す取り組みを広く展開していくために、ただ今クラウドファンディングに挑戦中です。あたたかいご支援をお願いします。
クラウドファンディングCAMPFIRE

〈クラウドファンディングご支援者様一覧〉
CAMPFIREを通じたクラウドファンディングにて、貴重なご支援をいただきました。心からの感謝を込めて、ご支援者様のお名前を掲載いたします。

※ご希望の方のみ、支援日順に掲載しております。

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株式会社実業広告社様 / protocol 森田 諒様 / 勢 眞治様 / 辻内 敦好様 / 株式会社テレ・ポーズ様 / ねこファミリー様 / 大岸美香様 / 楠 海緒様 / 藤村滋弘様 / 熊本マリ子様 / 佐川印刷株式会社様 / シンシン様 / 株式会社アートローグ様

匿名希望の方含め計18名様

① 藤村港平×ひびのこづえ× 川瀬浩介『MAMMOTH』
大昔に絶滅したはずのマンモスがよみがえりおどりだす。
ひびのこづえさんの衣装、川瀬浩介さんの音楽、そしてダンサーの藤村港平さんが繰り広げる、未来への希望に満ちたダンスパフォーマンス!

*撮影:出口敏行

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② マームとジプシー『しずくとなみだ』
作・演出:藤田貴大/出演:成田亜佑美
藤田貴大さんが主宰する演劇団体マームとジプシーからのとっておきの「ことば」たちをお届けします。

 

③ タッチ、コスチューム!
ひびのこづえさんの衣装を体感!さわってOK、着てOK、踊ってもOK!

④ おとなもこどもも楽しめるワークショップ
●WS1 ひびのこづえ「ちいさな生きもののブローチをつくる」
ひびのさんが舞台やテレビの仕事で衣装を作ったときに残ったきれいな生地や衣装の断片を使って、ちいさな生きものを作ります。絵を描くことや縫い物が苦手でも大丈夫!
定 員:各回30名 
対 象:4歳から大人まで(小学生以下は保護者も参加、付き添いのみの参加はNG)
材料費:1,000円
持ち物:はさみ(一人一本)、色鉛筆

●WS2 藤田貴大「地図のワークショップ」 
「朝、最初に話した人は?」「会場までの道のりは?」それぞれの風景をみんなで再現して街の地図を作ります。どんな物語が立ち上がるでしょう。
定員:10名
対象:小学生(小学3年生以下は保護者同伴)

⑤ アネビーインクルひろば
子ども達の新しい「できた!」を育む楽しい遊具。
アネビーは子どもたちの一人ひとりの特性に寄り添いながら、共生できる遊び環境をつくります。
特別な誰かのためでなく、どんな子どもも自由に伸び伸び遊んで...ごちゃまぜになる環境づくりを目指しています。
多人数で一緒に遊ぶことで、自然と子どもたちの間で新しい「ルール」や「ことば」が生まれます。
身体的な体幹やバランス能力だけでなく、協調性やコミュニケーションの力も育みます。
共生できる遊び環境が広がる出発点となるよう、子ども達が遊ぶ姿を見て、遊具の魅力をご体験ください。

※仮設のため、遊具の使用は小学生以下とします。

協賛:株式会社アネビー https://www.aneby.co.jp/

⑥ 講演会+対談『「遊び」って何だろう?』
身体を成長させるためのタンパク質やビタミンと同じように、脳にも発達に必要なものがあります。それが「感覚」です。
「遊び」とは、子どもたちが自分の発達に有利になる感覚刺激を脳で受け取るための、真剣で自由な行動なのです。

講師:
横山 諭 (遊び環境アドバイザー/株式会社アネビー 教育研修部 部長)
松野敬子(小規模保育園Cherry’s Hug東向日園の園長。いんふぁんとroomさくらんぼ代表理事。社会安全分野 / 学術博士。神戸常盤大学子ども教育学科非常勤講師)

協賛:株式会社アネビー https://www.aneby.co.jp/

⑦ 映画『こどもかいぎ』上映会
子どもたちが「かいぎ」をする保育園を1年間に渡って撮影したドキュメンタリー。
子どもたちから繰り広げられる奇想天外な発想と、まっすぐな言葉に、思わず笑い、時にハッとさせられます。
保育園は多くの子どもたちが初めて社会と出会う場所。 そこで未来の子どもたちは何を考え、無限の可能性をどのように伸ばしていくのでしょうか?
いつも全力で、まっすぐな子どもたちの姿には、「答えの無い世界で、私たちはどう生きていくのか」を考えるためのヒントがあふれています。
さあ、いよいよ小さな賢者たちの、世界一おかしくて、世界一だいじな会議、はじまります!

協賛:株式会社アネビー https://www.aneby.co.jp/

※会場にはこの他にもお楽しみコーナーを設置します。

カフェのご案内
大学内のベーカリー&カフェ 進々堂カフェBREATH KUA、大学近隣のキンパと本格韓国惣菜のテイクアウト専門店 コンジュキンパ では特別メニューや特典サービスをご用意しています。
詳細はこのウェブサイト、劇場SNSなどでお知らせいたします。


7月20日(土) スケジュール

10:30サマーパーク入園受付開始@ピロティ
10:30-13:00WS1「ちいさな生きもののブローチをつくる」(150分)
※要事前申込・材料費
11:00開園
11:00-17:00タッチ、コスチューム!@ホワイエ
※パフォーマンスの時間は入場整理を行います。
アネビーインクルひろば@ピロティほか
11:00-13:00講演会+対談「遊び」って何だろう?(120分)@ラウンジ
14:00-14:40パフォーマンス『MAMMOTH』(40分)@ホワイエ
※優先入場券事前申込あり
15:30-17:00『こどもかいぎ』(90分)@NA014
※15:00から入場整理を行います(先着100名様まで)
15:30-15:50パフォーマンス『しずくとなみだ』(20分) @ホワイエ
※優先入場券事前申込あり
17:00閉園

7月21日(日) スケジュール

10:30 サマーパーク入園受付開始@ピロティ
10:30-13:00WS1「ちいさな生きもののブローチをつくる」(150分)
※要事前申込・材料費
10:30-12:30WS2「地図のワークショップ」(120分)
※要事前申込
11:00開園
11:00-17:00タッチ、コスチューム!@ホワイエ
※パフォーマンスの時間は入場整理を行います
アネビーインクルひろば@ピロティほか
14:00-14:40パフォーマンス『MAMMOTH』(40分)@ホワイエ
※優先入場券事前申込あり
15:30-17:00『こどもかいぎ』(90分)@NA014
※15:00から入場整理を行います(先着100名様まで)
15:30-15:50パフォーマンス『しずくとなみだ』(20分) @ホワイエ
※優先入場券事前申込あり
17:00閉園
※パフォーマンスの上演時間は予定です。
※ワークショップの会場はお申込みいただいた方に別途お知らせいたします。
※7/22(月)公開講座「日本芸能史」(@京都芸術大学内教室)ではひびのこづえさんが講師を勤めます。その際にも「タッチ、コスチューム」の衣装を展示しています。
https://k-pac.org/events/11771/

アーティスト・講師プロフィール

藤村港平(ふじむらこうへい)
東京、横浜を拠点に舞踊家として活動。 2020年以降「身体は如何にして”舞踊する身体”として再構築されるのか」という問いを出発点にリサーチや実験的なパフォーマンスを開始。また、この問いの延長として「ダンスと音楽の関係性」に着目することからダンスの発生を問うことを目的とした作品の制作を行う。2022年には、パフォーミングアーツにおける積極的意思や主体性を転覆することを試みた作品“対象a”を制作。その他に、音楽を聴く身体の前意味的な経験を扱った作品”PreDanceMusic”や器楽奏者とダンサーの身体知を呼吸という観点から考察する作品“2本のフルートと踊りのための断章”などが代表作として挙げられる。また、フリーのダンサーとして国内外問わず多くの演出家や振付家の作品に出演。
筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。修士論文は「ダンサーの身体に現れる即興的性質に関する研究」。

ひびのこづえ
静岡県生まれ 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなどその発表の場は、多岐にわたる。毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞、紀伊國屋演劇賞個人賞受賞ほか展覧会多数。1997年作家名を内藤こづえより改める。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」のセット衣装を担当中。歌舞伎「野田版 研ぎ辰の討たれ」、「野田版 桜の森の満開の下」、現代劇の野田秀樹作・演出の「兎、波を走る」、「フェイクスピア」、森山開次ダンス「サーカス」、「不思議の国のアリス」「星の王子さま−サン=テグジュペリからの手紙−」など衣装担当。奥能登国際芸術祭、大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭に参加。5月3日〜6日東京芸術劇場にて「TACT FESTIVAL2024」開催、「二人のアリス」、「Rinne」、「アリとキリギリスと」、「TYM traveling your memory」上演。野田地図新作「正三角関係」7月 〜東京でロンドンにて、衣装担当。春秋座ではこれまでに「LIVE BONE in春秋座」(2015年、2022年)、「不思議の国のアリス」(2021年)を上演。

川瀬浩介(かわせこうすけ)
1970年 京都生まれ 東京育ち。2002年、光のための音楽《Long Autumn Sweet Thing》を発表し、美術家としてデビュー。2010年、第13回文化庁メディア芸術祭に、代表作《ベアリング・グロッケン II》(ベアリングに用いられる金属の球を使って鉄琴を自動演奏させる楽器)が出展され話題に。2015年と2019年には、作曲家として、森山開次《サーカス》《NINJA》の音楽を担当。2020年、過去1年間に作曲したダンス作品のための音楽をまとめたベスト盤《ROMANTICMAN GOING TO THE FRONT》を配信リリース。デビュー以来、「間口が広く奥行きのあるもの」を追求している。春秋座での企画「LIVE BONE in 春秋座」にて森山開次、ひびのこづえとコラボレーション。「あなたの心に眠る感動を呼び覚ますこと──それが私の使命です」

藤田貴大(ふじたたかひろ)
マームとジプシー主宰/演劇作家。1985年生まれ。北海道伊達市出身。2007年、演劇ユニット「マームとジプシー」を旗揚げ。以降全作品の作・演出を担当。2011年6月~8月にかけて発表した三連作「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」で第56回岸田國士戯曲賞受賞。2013年、2015年に太平洋戦争末期の沖縄戦に動員された少女たちに着想を得て創作された今日マチ子の漫画「cocoon」を舞台化。同作で2016年、第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。著書に『おんなのこはもりのなか』、『Kと真夜中のほとりで』、『mina-mo-no-gram』(今日マチ子との共著)『蜷川幸雄と「蜷の綿」』(蜷川幸雄と共著)「 季節を告げる毳毳は夜が知った毛毛毛毛」他。今年4月には初の長編小説「T/S」(筑摩書房)を上梓。春秋座では「A-S」「めにみえない みみにしたい」「madogiwa」「川を渡る」「cocoon」を上演。

成田亜佑美(なりたあゆみ)
1985年生まれ。桜美林大学文学部総合文化学科で演劇を専攻。在学中マームとジプシーの旗揚公演に参加し、以降多くの作品に出演。並行して、松井周、岩井秀人、前田司郎、多田淳之介、杉原邦生、ノゾエ征爾などの作品に出演。近年の出演作に『equal』『cocoon』『めにみえない みみにしたい』(演出 藤田貴大)、『ビューティフルワールド』『だからビリーは東京で』(演出 蓬莱竜太)、『ねじまき鳥クロニクル』(演出・振付・美術 インバル・ピント)などがある。

横山 諭(よこやまさとし)
遊び環境アドバイザー(株式会社アネビー 教育研修部 部長)
1968年生まれ、和光大学出身。
1992年からイギリス・オランダ・ドイツ等の公共施設に学び、遊園地や国営・県立の大規模公園遊具の設計・施工に携わる。
代表例は国立科学博物館、国営みちのく杜の湖畔公園、石見空港付属公園、遠州灘海浜公園、青山こどもの城など。
2000年から軸足を幼稚園・保育園の遊び環境作りに移行し、スウェーデン・フィンランド・ハンガリーの保育環境を研究する。
日本庭園の技術に子どもの発達を促す仕掛けを融合させた「園庭設計」を国内に展開。
学習院幼稚園、青山学院幼稚園ほか、幼保合わせて約400件の設計実績がある。
衆議院「外遊び遊具の危険性を考える勉強会」にて講師、「遊具の安全に関する規準」に、欧州の基準を取り入れるよう提言(2001年)。
「遊具の安全基準を求める市民の会」発起人、「子どもたちの楽しく安全な遊び場を考える議員連盟」設立総会に列席(2002年)。
雑誌「COOYON」に遊具の安全規準に関する談話を掲載。
その他、施設長研修・園内研修など多数。

松野敬子(まつのけいこ)
小規模保育園Cherry’s Hug東向日園の園長。いんふぁんとroomさくらんぼ代表理事。社会安全分野 / 学術博士。神戸常盤大学子ども教育学科非常勤講師。
行政と連携し子育て支援活動を担う。
虐待防止に関わる事業(つどいの広場事業、子育て世帯訪問支援事業等)及び、保育園を経営(長岡京市認可保育所、企業主導型保育施設、小規模保育園を2園(長岡京市と向日市)。
遊び場のリスクマネジメント研究を中心に、子どもの事故全般、家庭内、保育園・幼稚園等のリスクマネジメントをテーマに研究、実践活動をしている。
著書:『子どもの遊び場のリスクマネジメント』(2015)ミネルヴァ書房
   『遊具の事故防止マニュアル』(2006)かもがわ出版
京都新聞夕刊リレーコラム「現代のことば」に執筆中。