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シンポジウムと上演 観阿弥の「白髭の曲舞」と能『白鬚』

日本の代表的古典芸能の能は、いつ、どのようにして形成されたのか。この問題をめぐって重ねられた研究成果を、シンポジウムと実演で公開します。
能に「曲舞」を取り入れ、革命をもたらした観阿弥。応安7年(1374)、12歳の嗣子・世阿弥とともに催した今熊野猿楽と同時期に制作された「白髭の曲舞」を取り上げ、観阿弥の「曲舞」とはどのようなものだったのかを検討し、能役者による再現を通して能の形成について考えます。後半は片山九郎右衛門らによる『白鬚』を上演します。

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主催:京都造形芸術大学舞台芸術研究センター
協力:公益財団法人 片山家能楽・京舞保存財団
平成26年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業

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関連レクチャー
第1回 「人間・世阿弥」を語る
9月11日(木)15時〜17時

「能」の舞台芸術としての洗練に、父・観阿弥とともに大きな影響を与えた世阿弥。作者・役者としての活躍し、多くの芸論も残したその人間像に、レクチャーとトークで迫ります。

15時〜16時20分 レクチャー |天野文雄
16時20分〜17時 トーク |天野文雄、田口章子(聞き手)

第2回 『白鬚』を読む
9月25日(木)15時〜17時

『白鬚』は現在はあまり上演の機会が多くない「脇能」です。『白鬚』とはどのような作品なのか。その特色を「脇能」「複式夢幻能」「典拠」「作者」という視点から探ります。

15時〜16時20分 レクチャー |天野文雄
16時20分〜17時 トーク |天野文雄、田口章子(聞き手)

参加無料・要事前申込み ※定員になり次第申込受付終了します。
【会場】京都造形芸術大学NA403教室(人間館4階)
【定員】100名
【申込み先】京都芸術劇場チケットセンターTEL.075-791-8240(平日10時〜17時)