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京都造形芸術大学 舞台芸術学科2013年度3回生
舞台芸術Ⅳ B/C 授業発表ダンス公演
5LDKみたいなもの

5人によるオムニバス作品。
2013年1月、寺田みさこ演出「1DK」
同年7月には山下残演出「庭みたいなもの 瓜生山版」に出演してきた9名。
今回はこの中から5人が演出として立ち上がり全く異なる5つの作品をつくりだします。

同じ年、同じ場所に集まった人が、
違う価値観や興味を持っているという、
当たり前だけど貴重な一瞬を生み出す。

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「パッチワーク」
演出 佐藤有華

パッチワークとは色、素材、柄、形、大きさなどが異なる布片を
縫いあわせて一枚の布を作る手芸のことをいう。
人に身体と立体空間でこんなものを作れたら面白いなと思う。
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「⇔(ドウトウ)」
演出 田中佑香

二人のダンサーの空気感を軸とした演出。
マザーグースを基に作り出す体の動き。
呼吸や言葉のリズム。
言葉との戦い。
それらが混ざったときにどういうものができるのか、追求していく。
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「鏡をみてもわからない」
演出 坂下七海

人間以外の生き物は格好良く見える。
外見も生き方も。
人間の外見は多種多様で格好良い。
でも、人工物にまみれた体は本当に格好良いのか。
何かにひきずられている気がする。
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「忘遠」
演出 帯金史

痛みを快楽に消すことができる。嘘で覆われた体を作り上げる。
世の中は簡単にその薬を作り出してしまった。
そして皆痛みを感じない嘘の体を求めている。
私はそれに失望した。
痛み喜び苦しみを、ある種コントロール下に置くのではないか、
こうして今いるありのままを忘れてしまうのだろうか。
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「-LAN-」
演出 日種春華

人間の持つエネルギー。
それが人と人とを繋ぎ、舞台と客席を繋ぐ。
人と人が空間を共にし、
そこに生まれたエネルギーを感じ、
何かを共有し、
共鳴することができるなら…
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出演|
帯金史 キム・ミンソン 坂下七海 坂下美波 佐藤有華
田中佑香 田村興一郎 日種春華 ホン・ダンビ

指導|
寺田みさこ

スタッフ|
美術:濱田真輝
音響:木村公美
照明:吉津果美
衣裳:西村咲郁
舞台監督:山形郁奈
制作:高野奈月
舞監助手:田中雪絵
制作助手:イ・スジ
宣伝美術:丹羽菜緒

技術指導|
岩村原太 小坂部恵次