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『マラルメ・プロジェクト―21 世紀のヴァーチュアル・シアターのために』 2010年7月24日、京都芸術劇場 春秋座  Photo by Toshihiro Shimizu
『マラルメ・プロジェクト―21 世紀のヴァーチュアル・シアターのために』 2010年7月24日、京都芸術劇場 春秋座  Photo by Toshihiro Shimizu

追悼シンポジウム「坂本龍一の京都」

バシェ音響彫刻のレコーディング 2016年8月5 日 京都市立芸術大学 Photo by Shiro Takatani

2023年3月28日に亡くなった坂本龍一(1952-2023)は、京都との縁も深い芸術家でした。個人の、あるいはイエロー・マジック・オーケストラの公演のほか、寺院での実験的なライブの上演、京都芸術劇場春秋座で開催された舞台芸術作品への参画、『京都国際写真祭 Kyotographie』への出展などを行い、知識人と対談したり、シンポジウムに参加したりしてもいます。一時は京都への移住を考えたこともあり、京都を拠点とするアーティストコレクティブ「ダムタイプ」のメンバーとなってからは、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館展示などの打ち合わせのために、「京都会議」と称して度々古都を訪れました。

本企画は、故人を偲ぶとともに、その京都との関わりに焦点を当てるものです。音楽ばかりでなく、映画、演劇、アートなど多くの領域を横断して活動し、ポストモダンを代表する芸術家となった「世界のサカモト」は、どのように古都と出会い、そこで何を生んだのか? あまり公開されたことのない記録写真や映像を観ながら、京都での仕事に携わったアーティストやプロデューサーらが、企画の経緯や意義について語り合います。
※使用言語は日本語のみで、英語などへの通訳は行いません

■出演
浅田 彰(批評家/ICA京都所長/京都芸術大学大学院教授)
高谷史郎(アーティスト)

■コメンテーター
岡田暁生(音楽学者/京都大学人文科學研究所教授)
岡田加津子(作曲家/京都市立芸術大学教授)
嘉戸浩(唐紙職人/「かみ添」店主)
ウスビ・サコ(空間人類学者/京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター長)
仲西祐介(KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭 共同創設者/共同ディレクター)
名和晃平(彫刻家/京都芸術大学教授)
原摩利彦(音楽家)
ルシール・レイボーズ(KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 共同創設者/共同ディレクター)

■司会
小崎哲哉(ICA京都『REALKYOTO FORUM』編集長/京都芸術大学大学院教授)

お問い合せ:info@icakyoto.art
主催:ICA京都+京都芸術大学 舞台芸術研究センター
企画協力: Kab Inc./ KAB America Inc.

 

 


公演アーカイブ

当日パンフレット(PDF)

舞台写真
撮影:顧剣亨
撮影日:2023年6月18日(日)